受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田摂陵中学校

2019年9月28日(土)

寮生活での得がたい経験は、将来の生きる力に

 早稲田摂陵中学校・高等学校は、2009年に関西で唯一の早稲田大学系属校となり、2010年に完全共学化しました。敷地内には生徒寮「新清和寮」を設置。現在、中高合わせて約60名が生活しており、その約半数が関東地方出身です。

 この日、東京・代々木のSAPIX代々木ホールで行われた説明会には、入試広報部の平井一壽先生が登壇し、「万博記念公園、大阪大学からほど近く、教育水準の高い地域に立地する本校の自慢は、自然豊かな学習環境です」とあいさつしました。同校では、中高の6年間を2年ごとに第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期の3期に分けたカリキュラムを編成しています。中1・2の第Ⅰ期ではきめ細かい指導を行い、自学自習を習慣化させます。中3・高1の第Ⅱ期は、発展問題や演習問題を多く取り入れる「S特進コース」と、基礎を確実に定着させる「特進コース」とに分けて授業を行います。そして、高2・3の第Ⅲ期は、高校から入学した生徒も合流し、S特進コース、特進コースとも選抜・理系・文系の三つに分け、生徒の希望進路に応じた授業を展開します。

 同校では3年前から思考力・創造力を育てる学校改革に取り組んでいます。平井先生は、「多くの文章に触れ、自分で考えさせることに注力した教育の成果により、2019年度は医学部への進学者が9名に増えました。また、『地域社会・国際社会に貢献する人材の育成』を教育目標に掲げる本校は、海外提携校との交流や海外研修などの国際理解教育にも力を注いでいます」と述べました。

 早稲田大学へは40名程度の推薦入学枠があり、2019年度は希望者の約3分の2に当たる29名が推薦で進学しました。推薦で早大への進学が決まった生徒には特別メニューによる課題が課せられ、引き続き学力の向上を図っています。関西の国公立大学や関関同立への進学を希望する生徒も多いため、「早稲田大学への進学も促進していきたい」と平井先生は説明しました。

 全国から、また海外からも生徒が集まる「新清和寮」についても説明がありました。全室個室が用意されており、食堂では管理栄養士によるバランスの取れたメニューが毎日3食提供されます。洗濯はランドリーサービスが利用できます。寮生は学習支援センター「Sキューブ+」で毎日夜8時から10時まで全体学習に取り組み、スタッフが質問に対応しているそうです。「寮生活を通じて、縦横の絆を深めながらコミュニケーションを学ぶことができます。また、親元を離れることで親のありがたみを実感し、成長への得がたい経験となります」と平井先生は述べました。

 最後に、現在早稲田大学の政治経済学部、法学部、スポーツ科学部で学んでいる3人の卒業生が登場。学校生活の思い出を振り返りながら、「自己管理のためのスケジュール帳『フォーサイト』を活用して学習計画を立てました。毎朝行われる小テストが基礎学力の向上に役立ちました」「勉強と部活を両立させながら努力し続け、成績は学年で10番前後をキープしました」「寮生は学習時間が決められているので、しっかりと自己管理して毎日予習・復習に取り組んでいました」などと語りました。

イメージ写真 甲子園球場2個分に相当する約2万6000㎡の広大なキャンパス

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