受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

帝京大学中学校

2019年9月30日(月)

少人数制による「面倒見の良い教育」で希望する進路を実現

 「努力をすべての基とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断できる人材を育成する」という建学の精神を掲げる帝京大学中学校・高等学校は、根気良く生徒にはたらきかける「面倒見の良い教育」で確かな学力を養成し、国公立大学や、早慶上理などの難関私立大学に毎年多くの合格者を輩出しています。

 初めに広報部主任の竹之内毅先生が登壇し、教育の特色について詳しく説明しました。中学校は1学年約120名、約30人ずつ4クラスの少人数編成で、そこに学年教員が7~8人つき、原則6年間持ち上がるというきめ細かい指導体制を整えています。学力差が出やすい英語と数学は、中1の2学期から習熟度別クラスで学び、中3からは類別クラスを設置。一人ひとりの学力に合った手厚い授業を展開し、学年全体の学力の底上げを図っています。竹之内先生は、同校が「進学校である」ということを強調し、「卒業生の8割以上が現役で4年制大学に進学し、併設の帝京大学への進学者ほとんどいません」と述べました。ただ、ここ数年、医師を志す生徒が増えており、帝京大学医学部に進学する卒業生も毎年いるそうです。

 同校では「勉強は学校で」の合言葉の下、基礎学力の養成に努めています。中学校で始業前に行われる「朝講座」では、漢字・英単語・数学の小テスト、NHK基礎英語、英語の歌、読書などに取り組みます。小テストには基準点が設けられていて、不合格の場合は再テストが課されます。再テストでも不合格の場合は補習を行い、次回は合格できるよう、ていねいに指導しているそうです。この小テストの難度は、「あらかじめ伝えられている学習範囲をきちんと自習していれば、十分に満点が取れる内容」とのこと。竹之内先生は、「朝講座は、毎日の学習習慣の確立と、基礎学力の向上に役立っています」と話します。

 このほか、夏休みには無料の夏期講習が行われています。その講座数は中学で58講座、高校では148講座(高3だけで102講座)にも及びます。「講座の内容は、学年ごとの傾向やニーズによって毎年変わります。本校の教員が指導するため、すぐに質問対応が可能です。高3の多くは20講座以上を受講し、授業が終わると自習室で勉強に励んでいます。最高の環境で入試対策ができるのが夏期講習のメリットです」と竹之内先生は話します。

 幅広い知識と国際的視野を持つグローバルリーダーを育成するために、総合学習にも力を入れています。たとえば、中3の沖縄修学旅行では、ひめゆり学徒隊や基地問題などについてグループで事前学習に取り組み、プレゼンテーションを行った後、現地に実際に赴いて学びをさらに深めていきます。中学卒業論文では首都大学東京と連携し、同大学の教授による論文作成方法の講義を受けたうえで一つの論文を仕上げるなかで思考力・表現力を磨きます。

 2020年度入試については、第1回の2月1日午前(2科・4科選択)の4科上位合格者から若干名と、第2回の2日午前(4科)の上位合格者15名を特待生として、入学金・施設費、6年間の授業料・維持費を免除するとのこと。ただし、特待生資格については1年ごとに学内審査があるそうです。

 最後に、中学教頭の加藤哲也先生があいさつに立ち、「本校が掲げる建学の精神のとおり、努力を第一とした教育を実践しています。生徒たちには不器用なところもあるかもしれませんが、とにかくこつこつと努力を重ねています。高い目標に向かって、真面目に勉強に励む生徒たちのために、教員は試行錯誤しながら手作りで教育を作り上げている、そんな学校です」と語りました。

イメージ写真 校内には三つの自習室があるほか、図書館にも自習スペースがあり、落ち着いた環境で勉強に集中できます

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