受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

春日部共栄中学校

2019年9月24日(火)

早朝から放課後まで多角的な学習プログラムを用意し、グローバル人材を育成する

 「いかに困難な時代にあっても、至高の誠実さを貫く『至誠一貫』」を建学の精神とする春日部共栄中学校は、グローバルリーダーを育成するためにさまざまな取り組みを行っている文武両道の進学校です。2014年度より、難関大学への進学をめざす「グローバルスタンダードクラス(GS)」と最難関大学をめざす「グローバルエリートクラス(GE)」の2コース制を採用していましたが、2018年度からGEに一本化し、さらに発展的な教育を展開しています。

 同校が教育方針に挙げているのは「大学までの人ではなく、大学からの人に」「あえて三兎を追え」「学校は失敗するところ、教室は間違えるところ」の三つです。あいさつに立った校長の宇野禎弘先生は、このうち「三兎を追え」について、「学業・部活・行事にバランス良く取り組むことを意味しています。すべてに全力でチャレンジすることで、自主・自立性や協調性なども養われ、人間として大きく成長するものだと考えています」と話しました。

 続いて、2020年度からの大学入試改革に向けて同校が実施している、基礎学力・思考力・主体性を育むプログラムについて説明しました。その一つが、2003年の中学開校当初から続く「Mタイム」です。これは、8時15分から8時40分までの始業前の時間を利用して、朝学習を行うというもの。速読練習や英語のリスニング、数学問題演習などの基礎学習に取り組むほか、スクラップされた新聞や雑誌の記事に、要約・感想・提案が記された「ワールドビュー」という教材を読み、社会的な関心や読解力を育んでいます。

 このほか、朝7時45分から30分間、英語検定や数学検定などのワンポイントレッスンを行う「Sタイム」、月・水・金の放課後に、基礎から発展まで、生徒のレベルに合った内容を学ぶ「Lタイム」など、幅広い学習プログラムをそろえています。また、「スポーツ科学理論」や「崩し字読解研究」といった、各教員の専門性を生かした講座を選択できる「共栄ゼミ」や、理化学研究所などを訪問して最先端の研究を見学する「理科巡検」を通して、生徒の学ぶ意欲を高めているのも特徴です。さらに、ビブリオバトル(書評合戦)や英語スピーチコンテストなど、プレゼンテーションに挑戦する機会を数多く設けて、グローバルリーダーにふさわしい能力を育んでいます。

 国際教育や英語教育にも力を入れています。オンライン英会話を導入しているほか、中1・2では、夏休みの3日間を外国人講師と過ごす「グローバルイングリッシュプログラム」、中3では約10日間、英語だけを使って、クイズや寸劇、プレゼンテーションなどに挑戦する「K-SEP」を実施しています。こうして鍛えた英語4技能を使う場として、中3の夏休みには希望制のカナダ・バンクーバー語学研修があります。生徒たちはホームステイでの体験やカナダの歴史に触れるアクティビティーを通じて、多様な文化や価値観に触れ、世界的な視野を広げています。

 2020年度入試の変更点は、出願方法がインターネット(Web)のみとなることです。試験は例年通り、第1回が1月10日午前・午後(いずれも4科)、第2回が1月11日午前(4科)・午後(2科4科選択)、第3回が1月13日午前(2科)、第4回が2月3日午後(2科)にそれぞれ行われます。「第3回の試験会場は大宮ソニックシティも選択できます。第4回は、2019年同様、本校ではなく、越谷コミュニティセンターのみで実施するため、気をつけてください」と伝えられ、説明会は終了しました。

イメージ写真 説明会終了後の校内ツアーでは、400名分以上の移動式観覧席のある体育館などを備えた「至誠館」、同校の卒業生が設計した吹き抜けのある校舎、授業の様子などを見学しました

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