受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

秀光中学校(許可申請中)・仙台育英学園秀光コース

2019年9月21日(土)

国際社会で力を発揮できるグローバリストを育む、東北初の国際バカロレア認定校

 「高度な学力、豊かな感性、生涯学習者としての自覚を持ち、持続可能な社会の構築に至誠によって貢献するグローバリスト」の育成を教育目標とする宮城県仙台市の秀光中学校(2020年4月、現在の秀光中等教育学校から校名変更予定)は、世界共通の大学入学資格を得るための教育プログラムである国際バカロレア(IB)の認定を受け、学習プログラム(IBMYP・IBDP)を実践している東北唯一の学校です。「Language, Music & Science」を軸とした先進的な教育に取り組んでいます。

 東京・代々木の代々木ゼミナール国際教育センターで行われた説明会には、横山佳絵先生が登壇。「創立以来継承している建学の精神『至誠』『質実剛健』『自治進取』と、国際社会で力を発揮できるグローバリストの育成をめざすIBの理念を教育の核としています」と話しました。IBの中等教育カリキュラム「MYP(Middle Years Programme/11~16歳対象)」は、論理的思考や問題解決能力などを培うものです。さらに、MYPに続く「DP(Diploma Programme/16~19歳対象)」では、所定のカリキュラムを2年間履修し、世界共通の最終試験に合格すると、国際的に認められている大学入学資格(国際バカロレア資格)を得ることができます。こうしたカリキュラムでレベルの高い学力を養いながら、グローバルな視点で考え、行動できる力を培っていきます。

 多彩なLanguage(語学)教育も特長の一つです。外国人教員によるオールイングリッシュの授業やオンラインでの英会話レッスン、海外IB校での「グローバルリーダーシップ研修」などのプログラムが充実しています。現地での大学訪問やホームステイなどを通じて、英語力を向上させるとともに、グローバリストに不可欠な知性・感性・国際性を養成するのです。教育の柱の一つであるMusic(音楽)については、「音楽は世界共通であり、ことばの壁を超えたコミュニケーションツールになります」と横山先生は言います。また、医歯薬系への進学を希望する生徒が多い同校では、先進的なカリキュラムでScience(科学)教育にも取り組み、東北大学の全面協力を得て、理科実験講座「サイエンス・コ・ラボ」を実施しています。こうした学びは、論理的思考や問題解決能力を養うことにもつながっているそうです。

 続いて、2人の卒業生が登壇し、学校生活で印象的だったことや、現在の大学生活に生きていることなどを話しました。「アメリカでの2週間のホームステイがとても良い経験になりました。いろいろなことに挑戦しながら、自分のやりたいことを見つけられる学校だと思います」と、同校の魅力について語りました。

 2020年度の東京選抜入試は1月13日に、慶應義塾大学三田キャンパスと青山学院大学青山キャンパスの2か所で実施。出願時にいずれかの会場を選択します。「基礎から応用まで幅広く出題し、小学校で学ぶ内容に加えて、読解力や論理的思考力、記述力などを試します」と、傾向について説明がありました。

 なお、同校は2021年4月から「併設型中高一貫校」となる予定です。中学校卒業後は、面接等による内部進学選抜試験を経て、併設する仙台育英学園高等学校(IBDPの認定校)の秀光コース、あるいは自身の希望する同高校のほかのコースに進学します。

イメージ写真 宮城野新校舎は、JR「仙台」駅から仙石線で二つ目の「宮城野原」駅に隣接。交通の便にも恵まれています

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