受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

開智日本橋学園中学校

2019年10月2日(水)

「探究型の学び」と先進的な英語教育で、社会に貢献するリーダーを育む

 2015年に日本橋女学館中学校から校名を変更し、共学校として生まれ変わった開智日本橋学園中学校。その1期生が高校生になった2018年には、日本橋女学館高等学校も開智日本橋学園高等学校になりました。「世界中の人々や文化を理解、尊敬し、平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成」という教育理念を実現するために、「探究型の学び」を重視し、生徒たちが自分で考え、判断し、主体的に行動する力を伸ばしています。

 あいさつに立った校長の一円尚先生は「今後、IT化がさらに進み、今の中高生が社会人になるころには、現時点では想像できないような職種が増えているでしょう。こうした社会の激しい変化に対応するには、自分で状況を見て判断し、主体的に考える力を養う教育が求められます。本校では各教科の授業に探究型学習を数多く取り入れ、生徒の自主的な行動力や能動的な学習姿勢を育んでいます」と話しました。具体的には、教員が疑問・課題を生徒に提示し、対話を通して進める参加型・双方向型の授業を実践しているとのことです。生徒同士でディスカッションして、論理的思考力を養う「哲学対話」があるほか、中1から高2まで実施する「探究テーマ・フィールドワーク」では、「疑問→仮説→検証→発表」を繰り返すことで、課題解決力・思考力・判断力・行動力を伸ばします。

 また、「使える英語教育」に注力する同校には常勤の外国人教員が8名在籍しています。一円先生は「本校の外国人教員は英会話の授業だけでなく、担任や副担任、部活動の顧問なども担当しているため、必然的に生徒が英語でコミュニケーションをする機会が多くなります。授業で習ったばかりの表現を駆使して、外国人教員に話し掛けることで、『使える』英語力が身につくのです。休み時間や放課後には英語が飛び交う環境です」と語りました。

 続いて、教頭の池田優剛先生が、3コース制を採用しているクラス編成について説明しました。国際バカロレア(IB)の中等教育プログラム(MYP)が認定されたことに伴い、同校では2種類のIBクラスを設置しています。グローバル・リーディングクラス(GLC)は、帰国生など英語力の高い生徒を対象としたクラスであるのに対し、もう一つのデュアルランゲージクラス(DLC)は日本語で学習をスタートし、段階的に英語で学ぶことをめざしています。これに加えて、開智学園が重視する探究型の授業を行うリーディングクラス(LC)がありますが、このクラスにもIBの国際的要素を加味しています。池田先生は「IBクラスでは、プレゼンテーションやディスカッションの機会を豊富に設けています。また、学習に取り組む姿勢や課題の提出状況が評価に大きく関わる点がLCクラスとは異なります。3コースに共通しているのは、フィールドワークをはじめ、ハイレベルな探究型授業を実践していること。行事・部活動・講習などはすべて合同で行っています」と力強く話しました。

 一方、放課後や、夏休み・冬休みなどの長期休暇を利用して、基礎学力を高める取り組みにも力を入れています。特に夏期講習には、「開智TED(英語のスピーチ)」や「理科実験」など60以上の多彩な講座がそろい、生徒は自分の学びたいものを選択します。

 2020年度は、一般入試が計4回、適性検査入試が1回、特待生入試が1回実施されます。2万円の受験料で、すべての入試回の受験が可能です。さらに、同校と開智中学、開智未来中学を併願する場合は3万円で、3校のすべての入試回を受験できるそうです。

イメージ写真 校舎の7階には体育館、8階には体育館を見下ろすラウンジがあり、屋上運動場も完備。地下のライブラリ(図書室)は探究型学習の拠点となっています

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