受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学中学校

2019年10月5日(土)

“Aiming high!”をスローガンに、確かな学力と豊かな人間力を育成

 旧制日本大学第四中学校・第四商業学校として1930年に誕生した日本大学高等学校・中学校は、創設89年の長きにわたる歴史と伝統を受け継ぐとともに、新時代に対応してタブレット端末や電子黒板を活用したICT教育と、世界の人と協働する力を養うグローバル教育を推進し、不易流行の精神で教育の進化をめざしています。

 説明会の冒頭、校長の田村隆先生は「志を立てる」「高みをめざす」「夢の扉を開く」という三つのテーマに沿って、同校の教育について説明しました。まず、「志を立てる」については、「日本大学の創立者・山田顕義先生が14歳のときに、松下村塾で吉田松陰先生から『志を立てることの大切さ』を学び、さらに、高杉晋作や伊藤博文との出会いを通じてその後の人生を大きく変えたように、生徒たちには中高6年間で志を立て、大いに学び、良き友と出会い、有意義な学校生活を送るなかで着実に成長してほしいと願っています」と話しました。

 「高みをめざす」では、“Aiming high!”(常に高みをめざせ、目標を高く持て)というスローガンを掲げ、日本大学の教育理念「自主創造」を構成する三つの要素である「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道をひらく」を体現できる活力溢れる生徒の育成に力を注いでいることや、生徒たちの夢を着実に実現するために、「凡事徹底(当たり前のことを当たり前に実践し、平凡を非凡に極める)」「寧静致遠(誠実にこつこつと努力し、遠くの目標をめざす)」という実践課題を設けていることもつけ加えました。

 各教科ではアクティブ・ラーニングを取り入れた双方向授業や、プレゼンテーション学習を積極的に実践しています。英語教育の革新も進められており、外国人講師による少人数制授業を行っているほか、放課後には生徒が自由に出入りできる「イングリッシュ・ラウンジ」を開設しています。ネイティブスピーカーとコミュニケーションを図れる環境を整えることによって、英語4技能を実践的に高めると同時に、多様性への理解を深めさせています。

 続いて、広報部主任の鈴木宏典先生から教育内容について説明がありました。中学校では、英語教育や海外研修などの国際教育を重視するフルコース型のグローバルリーダーズコース(GLコース)と、オプションとしてGLコースと同等のプログラムを選択できるNスタンダードコース(NSコース)の2コース制を導入しています。高校では、海外大学や国内大学の国際系学部等への進学をめざすスーパーグローバル(SG)クラス、国公立大学および最難関私立大学への進学をめざす特別進学クラス、日本大学および難関私立大学への進学をめざす総合進学クラスに分かれ、生徒一人ひとりがめざす進路目標に対応しているとのことです。

 また、英会話スクール「ベルリッツ®」のベルリッツ・メソッドに基づく課外授業(GLコースでは必修、NSコースでは希望者)をはじめ、多種多様な研修を実施するなど、グローバル教育も充実しています。中1は福島県にあるブリティッシュヒルズでの夏季語学研修、中2はGLコースが海外研修(シンガポール)、NSコースが国内研修(広島・山口)。中3はGLコースが海外語学研修(アメリカまたはオーストラリアから選択)、NSコースが海外研修(台湾)で、異文化理解と同時に、自己理解を高めることにつながる体験型学習を重視しています。このほか、希望者を対象に、短期・中期の海外研修や留学の機会も用意されています。

 さらに、日本大学16学部との中高大連携教育にも力を入れています。中学校では3年間でほぼすべての学部を訪問し、講義を聞いたり実験を体験したりして、大学の最先端の研究内容や設備などに触れる機会を設けているのです。これにより生徒の学ぶ意欲と進路への意識を高めているとのことです。鈴木先生は「中高の総生徒数が約2200名の大規模な学校ですが、生徒一人ひとりの成長を促すための多種多様なプログラムを用意しています」と語りました。

 入試については、2月1日午後に行われる適性検査型入試の配点が変わります。これまではⅠが100点、Ⅱが150点でしたが、2020年度はⅠが100点、Ⅱが200点となり、Ⅱの比重が高くなります。

イメージ写真 部活動も盛んで、全国優勝の経験があるラクロス部をはじめ、多くの部が全国レベルの大会で活躍しています

www.yokohama.hs.nihon-u.ac.jp/junior/ 別ウィンドウが開きます。

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