受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

常総学院中学校

2019年10月16日(水)

週11時間の英語の授業により、中2を終えるまでに約半数が英検®準2級を取得

 1983年創立の常総学院高等学校に中学校が併設されたのは1996年のことです。以来、中高一貫の6年間で効率的な学習を進め、語学力や論理的思考力、プレゼンテーション力の育成に注力して、社会に貢献するリーダーの育成に努めています。近年、国公立大学や難関私立大学への合格実績を伸ばしていることから、「面倒見の良い学校」としての評価が高まっています。

 千葉県柏市のサピックス柏校で開催されたこの日の説明会では、入試広報部部長の佐藤秀彰先生が教育内容について解説しました。「国際社会に貢献するリーダーの養成」をめざす同校では、開校以来、英語教育や国際理解教育を重視してきました。2016年度からは英語授業を週11時間に拡大しましたが、うち5時間は、ネイティブの教員10名によるCE(Communicative English)で、1クラスを3分割した少人数のクラスで行い、生徒一人ひとりに英語を話す機会をたくさん与えています。一方、日本人教員が担当するRE(Regular English)の授業は、読解と文法演習が中心です。「REで学んだ文法をCEで実践することで、総合的な英語力を身につけます。その成果は著しく、中2修了までに5割弱の生徒が英検®準2級を取得しています」とのことです。

 一方、職業観を養成するキャリア教育においては、「医学探究フィールド」「科学探究フィールド」「人文探究フィールド」の3分野制を敷いています。生徒は希望する進路に合わせていずれかの分野に所属し、見学会や職業講演会に参加します。各自で設定したテーマに基づいて調べ学習を行ったり、研究発表に臨んだりもします。どのフィールドに所属するかは入学時に決定しますが、進級時に別のフィールドに移ることも可能です。

 また、中学入学時から「AD(アドバンスト)クラス」と「ST(スタンダード)クラス」の二つのクラスを設け、習熟度別の授業を実施していますが、いずれのクラスでも、毎日の朝学習で基礎力を強化し、月・水・金曜の放課後の特別講座で、発展的な問題に対応する力を培っています。佐藤先生は「ADとSTとでは、学ぶ深度が違います。扱う問題や期末テストの難易度はADとSTとで異なりますが、授業の進度はそろえているため、進級時にクラスを移ることも可能です」と説明しました。さらに今年度からは、最難関大学や医学部受験に向けてハイレベルな授業を行う「ADクラス」の特待合格上位者10名を選抜し、少人数制クラス「スーパーADクラス」が新設されました。

 「ここ数年、160名の定員に対し、入学者数を120名程度に抑えているのは、中学入試の合格ボーダーラインを150点(300点満点)に定めているからです。言い換えると、それだけの学力があるお子さんであれば、6年間で絶対に伸ばす自信があるということです。実際に、中学入試に合否ボーダーラインに近い150点台で合格し、STクラスに在籍していた生徒のなかには、国公立大学や早慶上理などの難関私立大学に合格した者もいます」と、佐藤先生は力のこもったことばで会を締めくくりました。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 JR常磐線「荒川沖」駅、つくばエクスプレス「つくば」駅などからスクールバスが運行。中1から高3まで給食があるのも特徴です

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