受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学豊山中学校

2019年10月24日(木)

総合大学の付属校のメリットを活かした教育で幅広い視野を身につける

 日本大学豊山高等学校・中学校の前身は、真言宗豊山派によって1903年に開校された旧制豊山中学校。1954年に日本大学の付属校となりました。

 あいさつに立った校長の松井靖先生は、最初に、全国各地にある日本大学の付属校について紹介しました。26校の付属校のなかで日本大学が直接運営する学校は11校あり、同校はそのうち唯一の男子校だそうです。松井先生は「日本大学の付属校という盤石な教育環境を持つ本校では、生徒たちが早い時期から将来を見据えて学び、幅広い視野を身につけることができます」と強調しました。

 次に、広報部長の田中正勝先生が学校生活について説明しました。医学部から芸術学部まで16学部87学科を有し、大学院にも19の研究科がある総合大学の付属校というメリットを生かして、中・高・大・院にわたる一貫教育を展開しています。中3で実施する日本大学の学部見学など、中高時代から大学の授業を体験できる機会が多く、生徒は自分の興味・関心に合わせて、希望する進路や将来像をイメージしながら学習へのモチベーションを高めています。

 毎日の学習指導においては、生徒一人ひとりに同校独自の手帳を持たせ、これを使って学習計画を作成し、自学自習の習慣や規則正しい生活リズムを定着させます。毎朝8時10分から、MAP(モーニングアシュランスプログラム)と呼ばれる10分間の朝テストを実施しているのも特徴です。これは、主要教科の授業で学習した内容の理解度を確認すると同時に、自学自習を習慣化することを狙いとしたものです。

 このほか、グローバル教育にも注力し、ネイティブ講師とのフリートーキングプログラム、校内英語スピーチコンテスト、カナダでの語学研修ホームステイ(中2~高2)といった希望制のプログラムを用意しています。また、日本大学のすべての付属高校の生徒を対象に実施されるケンブリッジ研修では、他校の生徒との交流を図りながら英語力を磨いています。

 クラスは中3から希望進路別となり、「特進クラス」「進学クラス」の2コースに分かれます。「特進クラス」は、国公立大学や難関私立大学、日本大学の医歯薬系学部への進学をめざすコースで、希望進路の実現に向けて高い学力を形成します。一方、「進学クラス」は、日本大学進学に向けて確かな学力を築き上げるコースです。高校では、これらに高校の入学者による「体育コース」が加わり、3コース制となります。2018年度の現役大学進学率は94.6%でした。卒業生の約4分の3は日本大学に進学しますが、中高一貫生の2割以上は国公立大学や難関私立大学に進むそうです。なお、国公立大学を受験する場合は、日本大学への被推薦権を保持したままチャレンジできます。田中先生は「これからの時代は、互いを認め合い、多様性を尊重し、受け入れる力が求められます。個性豊かな男子同士で充実した6年間を過ごすことで、体だけでなく心も伸び伸びと成長します」と結びました。

 最後に、2020年度中学入試について説明がありました。2月1日午前に行われる第1回入試の募集人員がこれまでの110名から100名へと10名の減員となり、3日午後の第4回が20名から30名へと10名増員されます。「国語の漢字は『はね・はらい』まで正確にていねいに書いてください。社会では、人物名などの固有名詞は漢字で書けるように練習しましょう」といったアドバイスも送られました。

イメージ写真 2015年に新校舎が完成。温水プール、アリーナ、4万冊の蔵書を誇る図書室など、近代的な施設がそろっています

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