受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洛星中学校

2019年9月22日(日)

バランスの取れた全人教育で「心・頭・体」を鍛える

 京都の北野天満宮の近くに位置する洛星中学校・高等学校は、キリスト教カトリック精神に基づく「全人教育」を目標に掲げる中高一貫の男子進学校です。この日の説明会は、毎年12月に実施される「クリスマス・タブロー」の映像で始まる学校紹介DVDの上映からスタートしました。

 約30分にわたる内容は、クリスマス・タブローの準備に奮闘する生徒を主人公に、物語のように進みます。ふだんの授業風景、主要な学校行事のほか、卒業生インタビューも盛り込まれ、同校の魅力が十分に伝わる充実した内容でした。

 続いて、副校長の藤田武久先生が登壇。冒頭で、「本校が育てたいのは、有名大学に入学できる生徒ではありません。人の役に立つ、立派な大人、立派な社会人を育てたいのです」と、教育方針について述べました。

 同校では、「心・頭・体」のバランスの取れた人間を育てることをめざしており、そのなかの心の教育を担っているのが宗教です。中学の各学年と高3では宗教の授業を行い、キリスト教の教えや聖書のことばを通じて、人間や社会、さらには現代の問題について考えます。

 クラブ活動と学校行事も、社会性や協調性を育て、人間的に大きく成長する機会ととらえています。「クリスマス・タブローには、在校生のために毎年多くのOBが手伝いに駆けつける」とのこと。先輩・後輩、教員、さらには卒業生や保護者まで含めた「洛星ファミリー」の結びつきが非常に強いという伝統も、同校の特徴です。

考え、分析し、判断する力を重視大学進学へのサポートも万全

 カリキュラムはバランスが重視されており、芸術科目や家庭科もきちんと学びます。授業の進度は特別に速いわけではありませんが、公立校より授業時間数が多いため、主要教科は自然に先取りする形になります。「自分で考え、分析し、判断・決断する力を育てるために、中学では宿題を多めに出して、学習習慣と学習スタイルを早く確立できるようにしている」とのことです。

 一方、進路指導においては、「合格できる大学を探す」のではなく、「自分の将来を見据えて大学を選択する」ことを重視。生徒一人ひとりの希望進路を実現するために、夏期休暇中には大学受験に向けたさまざまな講座を開講するなど学習サポートも万全です。将来の職業や学部を考えるための進路講演会も、生徒の進路選択の一助となっています。

 2020年度の中学入試は、これまでどおり前期・後期の2回実施されます。試験は3科・4科選択制ですが、「社会科は思考力の向上につながるので、ぜひ4科を学習してきてほしい」と藤田先生。最後に、「積極性・探究心・向上心・冒険心・忍耐力が少しでもある生徒を歓迎します。本校にはいろいろな個性の生徒がいて、それを受け入れる度量があります。ぜひ本校に来て、生徒の様子をご自身の目で確かめてください」とメッセージを送りました。

イメージ写真

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