受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

清泉女学院中学校

2019年10月31日(木)

自然豊かな環境の下、グローバル教育を推進し国際社会で活躍できる女性を育てる

 清泉女学院中学校は、スペインで創立された聖心侍女修道会が1947年に開校したカトリックのミッションスクールです。中高一貫教育を通じて、「真理を探究する心」と「周りの人を喜ばせることを自分の喜びと感じる心」を育み、自分で考え判断できる自立した女性を育成しています。

 あいさつに立った校長の高倉芳子先生は、「本校は晴れた日は丹沢山系から富士山までを一望できる豊かな自然環境の中にあり、生徒たちは伸び伸びと学校生活を送り、豊かな人間性と知性を育んでいます」と語りました。

 世界25か国に約50校の姉妹校を持つ同校は、異文化を体験し国際理解を深める場として、希望者を対象に多種多様な研修プログラムを用意しています。たとえば、ニュージーランド短期留学(中3・高1)、ベトナムスタディーツアー(高1・2)、世田谷区にある清泉インターナショナルスクールでの1週間の国内留学(中3)のほか、昨年度より、近隣の栄光学園の生徒と共にボストンカレッジ夏季研修に参加(高校生)。2020年5月には、アイルランドの姉妹校との交換留学も開始するそうです。

 また、クラブ活動も盛んで、2019年、高校音楽部はラトビア共和国で行われた国際コンクールでグランプリ、全日本合唱コンクール全国大会で文部科学大臣賞をそれぞれ受賞しました。中学音楽部は、NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部で金賞を獲得したほか、全日本合唱コンクール全国大会に出場し、金賞に輝いたそうです。高倉先生は、「ほかにも中学生の有志が科学甲子園ジュニア全国大会に神奈川県代表として出場します。このように本校の生徒たちは、勉強だけでなく、クラブ活動や課外活動にも生き生きと取り組んでいます」と結びました。

 次に、中学入試広報部長の瀧康秀先生が登壇し、四つの清泉スペシャル・プログラムのうち、「ライフ オリエンテーション プログラム」と「グローバル プログラム」について詳しく説明しました。「ライフ オリエンテーション プログラム」では、宿泊学習、体験学習、倫理の授業、福祉プログラムなどに取り組むことで自分の使命に気づき、その力を社会にどのように生かしていくかを考えます。「グローバル プログラム」では、コミュニケーションツールとしての語学教育に注力しています。たとえば、英語は中1から3段階の習熟度別による少人数制授業を実施。英語を初めて学ぶSE(Standard English)、英検®3級取得者のAE(Advanced English)、そして上級クラスのARE(Advanced Returnees’ English)は、帰国生入試B方式とグローバル入試の合格者からなるクラスで、週6時間の英語のうち5時間がネイティブ講師による発展的な授業だそうです。このほか、多言語学習プログラムFLIP(Foreign Language Interactive Program)を実施しており、中2~高2の希望者はオンラインでの英会話レッスンや、中国語とスペイン語のレッスンを放課後に受けることができます。

 最後に、入試についてです。2020年度から新たに「アカデミックポテンシャル入試(AP入試)」が2月5日午前に実施されます。募集人員は10名で、思考力・表現力・総合力を測る試験とのこと。「ホームページにサンプル問題が公開されているので、ぜひご確認ください」というメッセージが伝えられました。全体の募集人員も帰国生入試を含め、これまでの105名から110名に増員されます。また、2科・3科・4科の入試では、国語と算数の試験時間が、これまでよりも5分長い50分間となりますが、難度は変わらないそうです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真全教室に電子黒板を設置し、タブレットを使った双方向の授業を行う環境を整えるなど、教育のICT化も進めています

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