受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

自修館中等教育学校

2019年11月1日(金)

一人ひとりの「やりたい」を引き出し、主体的で自己肯定感の高い生徒を育成

 神奈川県の北西部に広がる丹沢山地を望む自修館中等教育学校。「自主・自律の精神に富み、自学・自修・実践できる『生きる力』を育成し、21世紀が求める人間性豊かでグローバルな人材を創出する」という目標の下、日々の教育活動を行っています。

 この日、あいさつに立った学校長の安井正浩先生は、大学に入学したものの、他の大学や学部を受け直す人が年に約4万人もいるという最近の調査結果に触れ、「日本の子どもは自己肯定感が低いといいますが、それが謙虚さからではなく、何をやっていいのかわからないという自信のなさからくるものであれば、本校で学ぶ生徒たちにはそうなってほしくはありません」と訴えます。同校ではこうした点を強く意識し、「EQ(こころの知能指数)」や「探究」といった独自の授業を導入。自己理解・他者理解・コミュニケーション能力などの伸長を促しながら、自分の意見や考えを、自信を持って相手に伝えられる、実行力のある人材の育成に努めています。

 続いて、入試広報室の佐藤信先生が、学校生活と授業について紹介しました。同校は、1学年が120名程度と少人数で、学年の教員は半数以上が6年間持ち上がりとなります。これにより、それぞれの生徒をよく理解した教員による、きめの細かい教育が実現できています。授業中の小テストや定期テストの結果が振るわなかった生徒に対しては、再テストや補習・補講をできるようになるまで繰り返し実施するなど、一人ひとりに合った手厚いフォローを行っています。

 英語教育にも力を入れており、海外留学も盛んです。5年生(高2)では全員が海外フィールドワークとしてカナダへ7泊9日のホームステイに行きます。加えて、4・5年生(高1・2)では希望すればさまざまな国へターム留学、もしくは1年間の留学ができるほか、文部科学省がグローバル人材育成施策の一環として行っている「トビタテ留学JAPAN」のプログラムを利用した留学にも、毎年数名が参加しています。

 昨年度より、ICT教育として、タブレット端末の導入も始まりました。現在は1・2年生の授業で活用されています。クラウド上で宿題を配信することで、保護者も取り組みを把握することができ、生徒も学校で行っている調べ学習を、Wi-Fi環境さえあれば自宅でも進めることができるため、学校と家庭とが連携して学習を支えることが可能となりました。

 最後に、2020年度入試に関し、2019年度との変更点を、入試委員長の小川亨先生が説明しました。入試の出願と入学手続金の払い込みは、Webサイトからのみの受け付けとなります。また、複数回出願する場合の受験料について、前年度までは1次出願(1月6日~31日)と2次出願(2月1日以降)のどちらも、1回は2万2000円、複数回は3万3000円となっていましたが、2020年度より2次出願分については、1回ごとに2万2000円が必要となります。

イメージ写真2018年に新設された図書館。調べものだけでなく、生徒同士の話し合いや作品展示の場としても使われる多機能空間となっています

www.jishukan.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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