受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

多摩大学目黒中学校

2019年11月13日(水)

大きな夢を実現させるために、成功体験を積み上げるさまざまな機会を提供

 「常に進化し続ける学校」をモットーに掲げる多摩大学目黒中学校・高等学校は、面倒見の良い共学の進学校として知られています。部活動も盛んで、過去に全国大会3位の実績を誇るサッカー部、全国大会2位に3度輝いたダンス部をはじめ、強豪として知られるクラブが数多くあり、生徒たちは文武両道を実践しています。

 同校は多摩大学の付属校ですが、多摩大学への被推薦権を保持したまま、他大学を受験することも可能です。ほとんどの生徒がこの制度を利用して他大学を受験しており、近年では早慶上理、GMARCHなどを中心とした、難関私立大学への合格実績を伸ばしていることに注目が集まっています。

 校長の田村嘉浩先生は同校の「強み」として、「教員と生徒の信頼関係が学校生活の基盤になっていること」を挙げました。そのうえで、「学校全体が常に向上心を持って進化し続けるためには、学習はもちろんですが、クラブ活動や学校行事を通じての成功体験の積み重ねも大切です。本校は、生徒一人ひとりが何事にも前向きに取り組める環境を整えてきました」と話します。その一つが、目黒キャンパスからスクールバスで約50分の立地にある「あざみ野セミナーハウス」です。中学生は毎週1回、ここで終日授業を受けています。田村先生は「授業は学年別に行われるので、横の結束が強まります。また、広大な人工芝グラウンドや多目的体育館がある緑豊かな環境で伸び伸びと過ごせるため、教員と生徒の距離が近くなり、生徒を深く理解する機会にもなっています」と説明しました。

 同校ではアクティブ・ラーニングを早い段階から推進しており、教科横断的な学びを通して課題解決力を身につける体験学習が数多く導入されています。また、生徒全員にタブレットを持たせ、生徒と教員、生徒同士、そして家庭と学校をつなぐコミュニケーションツールとして活用しています。授業では、黒板に書かれた内容をタブレットにアップし、授業の間は考えることに集中させて、脳内を活性化させる工夫をしているそうです。

 国際教育にも力を注いでおり、中3全員が参加する2週間のオーストラリア修学旅行、希望者対象の語学研修(イギリス、アメリカ)、留学制度(アメリカ、カナダ、ニュージーランド)などを用意しています。このほか、多摩大学の学生と、多摩大学附属聖ヶ丘高校の生徒とともに「アジアダイナミズム研修」に参加し、韓国の済州島で開催される「国際平和フォーラム」では英語でのセッションに挑戦します。

 次に、入試広報部長の井上卓三先生と6名の中3生が登場し、一問一答形式で学校生活について紹介しました。「朝テストで合格点に達していないと、放課後に補習があって部活に参加できません。後輩に示しがつかないので、勉強をがんばっています」「1クラスを半分に分けて行う英会話の授業は、専任のネイティブの先生が担当します。2人のネイティブの先生は見た目も性格も違いますが、とても面白くて、話が弾みます」「増上寺ライトアップや東京ミッドタウンのキャンドルイベントなど、多摩大学と連携したプログラムに参加しました」などの話からは、勉強や学校生活に、意欲的に取り組む姿勢が伝わってきました。

 同校の入試は「進学」と「特待・特進」の2種類があります。2020年度入試では、「進学」は2月1日午前と2日午前の2回行われ、「特待・特進」は1日・2日・3日のそれぞれ午後と、4日・6日のそれぞれ午前の合計5回実施されます。「特待・特進」では、すべての回で授業料を免除する特待生を選考します。「インターネットで当日午前1時まで出願も可能ですので、ぜひ挑戦してください。なお、3日以降は紙の願書で集合時間の30分前まで出願を受け付けます」とのことでした。

イメージ写真目黒通りに面したキャンパスには、ICT機器を導入した教室やカフェテリアなどがあります。新設された第二体育館は学校から徒歩7分の距離です

www.tmh.ac.jp/index.html 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ