受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

高槻中学校

2019年11月10日(日)

「最優の進学校」をめざし 新しい時代に対応する教育を実践

 次代を担う人物を確かに育成する「最優の進学校」をめざすという理念に基づき、新しい時代に対応する教育を積極的に取り入れる高槻中学校・高等学校。大阪医科大学・大阪薬科大学との法人合併、男女共学化、施設・設備の拡充など、ここ数年の間に大胆な改革を行う同校は、2020年に創立80周年を迎えます。

 「共学化3年目。学校の雰囲気は、華やかになってきました」。そう話すのは教頭の平沢真人先生。1学年約270名、6クラス編成で、1クラス男子30名・女子15名ほどで構成されています。中学は全学年共学になり、学内の活動だけでなく、「科学の甲子園ジュニア」や「高円宮英語弁論大会」などで全国大会に出場。学外の活動にも積極的に取り組んでいる様子が紹介されました。

 次に、高大連携教育について話題が移ります。同校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)の二つの指定を受けており、さまざまな探究型学習を行っています。法人合併した大阪医科大学・大阪薬科大学と連携した講座や、京都大学や大阪工業大学との連携による講座など、さらに深化した内容に取り組んでいます。

 たとえば、大阪医科大学の最先端医学教室(中2)、メディカルサイエンストレーニング(中3希望者)のほか、高1・2の希望者を対象に1回90分の講義(解剖学・生理学など)を全8回行う基礎医学講座や、大阪薬科大学では、中2以上の生徒対象に1回70分の基礎薬学講座を全5回開講。「教科学習だけでなく、希望すれば受講できるオプションを用意し、充実した学びができる進学校だということをご理解ください」と平沢先生は説明します。

18年に完成した知的な図書館 20年春にはすべての校舎が完成

 多彩なコースを設けているのも特徴の一つです。基礎固めの時期と位置づけられている中1・2では、中学内容の完全理解と学びのスタイルの確立をめざし、全員が「GLコース」で学びます。そして、中3からは「GLコース」に加えて、SSH事業を核とした「GSコース」、SGH事業を活用した「GAコース」を選択します。

 こうしたカリキュラムを充実させるため、ICTを活用した学習やアクティブ・ラーニングの授業を各教科で実践。英語教育では、4技能の習得を重視し、週8コマの授業のうち、中1・2ではネイティブ講師による英会話2コマと多読1コマ。中3ではオンライン英会話2コマとオンライン多読1コマを実施しています。中3修了時に学年の8割の生徒が英検®準2級以上に合格するそうです。

 説明会終了後には、2グループに分かれて新校舎見学ツアーを実施しました。最先端の実験機器を備えた七つの理科実験室が並ぶ『サイエンスストリート』のある高校校舎や、英国の大学のような知的でシックな雰囲気の図書館を見学してこの日のプログラムは終了しました。

 2020年春には、一連のキャンパス・リニューアルの最後の校舎が完成する予定です。新しい教育の実現に邁進する同校の魅力がよくわかる説明会でした。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真

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