受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

片山学園中学校

2019年11月30日(土)

学習塾の知見を生かした指導体制により、一人ひとりの進路の実現をサポート

 校訓に「孝・恩・徳」を掲げる片山学園中学校・高等学校は、北陸3県で学習塾・予備校を展開する育英センターが2005年に中学を、2008年に高校を開校させた、富山県初の中高一貫校です。学習塾で蓄えた教育ノウハウを生かした効率の良い学習カリキュラムで基礎学力を伸ばし、生徒がめざす進路の実現をサポートするとともに、思考力・判断力・表現力を高める教育を実践しています。

 東京・代々木のSAPIX代々木ホールで行われた説明会では、中学校校長兼寮長の望月尚志先生が登壇し、「片山学園の教員たちは民間の学習塾での経験が豊富で、サービス精神を備え、生徒と近い距離で信頼関係を築いています」と説明しました。英語・数学・国語については、中1の2学期から習熟度別授業を実施しているほか、定期テストが終わるたびにクラス替えをして、生徒の学力に合わせたきめ細かい指導を行っています。そして、「塾がつくった学校」である強みとして、育英センターの講師が希望者を対象に行う1コマ2時間の夜間授業、演習力を高める「土曜塾」、長期休暇中に実施される特別講習会などが紹介されました。このような充実した指導体制を敷いているのは、中学の内容をきちんと理解したうえで高等学校に進学し、発展的な学習にスムーズに対応できるようにしてもらいたいからです。中3の夏休み明けに到達度試験を実施しているのもそのためです。望月先生は「基準に達しない生徒に対しては再試験や補習を行い、ていねいにフォローしています」と説明しました。

 授業では、ほとんどの教科でICT機器を活用するとともに、内容に応じてアクティブ・ラーニングも積極的に取り入れています。加えて英語では、外国人講師によるオールイングリッシュの会話型授業や、オンライン英会話学習システムなども導入し、国際社会で活躍できる人材の育成をめざしています。また、高1全員がイギリスのイートン校での英国語学研修に参加するほか、スイス、カナダ、オーストラリア、フランスへの短期留学やサマーキャンプなど、多彩な国際交流プログラムがあり、生徒にとって、貴重な体験をする機会となっています。

 こうした恵まれた環境で学びを積み重ねた結果、1期生が卒業した2011年春から2019年まで、9年連続で東大に現役合格者を輩出。医学部をめざす生徒が多いことも特徴で、他県からの入学者のなかにも地域枠を利用して富山大学医学部に進学する卒業生がいるそうです。

 敷地内には寮生が運営する二つの自治寮「つるぎ寮」(男子)と「さくら寮」(女子)を併設し、全国から集まった76名の生徒が集団生活を送っています。この日の説明会には、中学学生寮長の男子生徒が登壇。「寮に入ってから掃除など『当たり前のこと』が自分でできるようになってよかったと感じます。毎日2時間30分の学習時間が設けられているため、自学自習の習慣が身につきました。定期試験の前は、集中して勉強する『缶詰特訓』というイベントもあり、楽しく競い合いながら学習に取り組んでいます。また、高校生の先輩方が大学入試に向けてがんばっている姿を間近で見ることができるので、それが刺激になり、学習意欲が高まります」と、寮生活の様子や自分自身の成長について生き生きと話してくれました。

 同校では、本校で行う推薦入試や一般入試のほかに、関東(さいたま市)・東海(名古屋市)・関西(大阪市)で「国内入試」を行っています。2020年度の国内入試は3地域とも1月8日に実施され、関東会場はTKP大宮駅西口カンファレンスセンター、東海会場は名古屋プライムセントラルタワー13階、関西会場は天満研修センターとなっています。初年度の寮費と授業料が免除される「特別特待生制度」があるのも大きな魅力です。望月先生は「教科ごとの出題単元と内容がWeb上の出願手続き完了後に確認することができるので、出題傾向をつかんだうえで試験に臨み、合格をめざしてください」というアドバイスが送られました。

イメージ写真学校ホームページ内のトピックスから、学校、学生寮の様子を見ることができます

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