受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

盛岡白百合学園中学校

2019年11月30日(土)

キリスト教に基づく全人教育と先進的なカリキュラムで社会に貢献できる女性を育成

 「盛岡にも女子教育の充実を」との地元の要請に応え、1892年に設立された盛岡白百合学園は、全国に七つの姉妹校を持つ白百合学園の一つです。キリスト教に基づく全人教育を実践するとともに、先進的なカリキュラムで一人ひとりの学力を伸ばし、豊かな人間性と国際的な視野を持つ女性を育てています。

 東京・代々木にあるSAPIX代々木ホールで開催された説明会には、入試広報部長の菅原浩先生が登壇。盛岡の街並みや美しい自然、文化などに触れながら、「盛岡は自然が豊かで人情にも厚く、とても住みやすい町です。東京から東北新幹線で盛岡までは最短で約2時間15分、盛岡駅から同校まではスクールバスで約15分です。キャンパス内には学生寮(マリア寮)も完備しており、さまざまな地域から集まった生徒たちが生活しています」と話します。また、自然に囲まれた広大な敷地には、修道院、チャペル、約1000名を収容できる白百合ホール、カフェのような雰囲気のステラマリス(食堂)などの施設が充実しています。冬はスキーの授業が行われるゲレンデもあります。

 次に、カリキュラムとコース編成に話題が移ります。中学では、国語・数学・英語で少人数制の習熟度別のコースを導入しているのが特徴です。先取り学習を行い、難関国公立大や医学部をめざす「アドバンスコース」と、基礎から徹底的に学び、国公立大や難関私大をめざす「スタンダードコース」に分かれて学びますが、年4回実施される実力テストなどの成績によってコースの入れ替えが行われています。

 伝統的に英語教育に力を注いでいる同校には、ネイティブスピーカーの教員が2名在籍し、英会話などスピーキング力を強化する授業が行われています。このほか、夏には上智大学外国語学部英語学科の学生と共に英語漬けの3日間を過ごす、「Summer Teaching Program」といった独自のプログラムも用意されています。菅原先生は「本校の生徒が中学生向けの県の英語弁論大会に出場し、2019年度は優賞しました。日常的に英語に触れられる環境の中で4技能を鍛え、コミュニケーション力と国際感覚を兼ね備えた、社会に貢献できる女性の育成をめざしています」と語りました。

 進路については、難関大学に多数の合格実績があります。また、上智大学のカトリック高等学校対象特別推薦(2019年は7名が合格)をはじめ、2019年実績で126大学402学部に指定校推薦枠を持っているのが魅力です。菅原先生は「日ごろからこつこつと学習に取り組める女子は、推薦入試での進学に向いています。一般入試で難関大学への合格者も多くいる一方で、毎年多くの生徒が推薦制度を利用して合格しています」と述べました。

 マリア寮には、早朝5時30分から夜11時30分まで利用可能な自習室が完備しており、大学生のチューターが学習をサポートします。食堂・ピアノ室・娯楽室などもあり、寮生が伸び伸びと過ごす様子が紹介されました。菅原先生は「掃除や洗濯、洗い物などは自分で責任を持って行うため、自立心も養われます。寮生同士が互いに支え合い、思いやることで、感謝の気持ちが育ちます」と寮生活のメリットをアピールしました。

 2020年度の首都圏入試は、1月8日の午前に首都圏Ⅰ(4科)、午後に首都圏Ⅱ(算数1科)が実施されます。試験会場は白百合学園中学高等学校ポーリニアンホールまたはコンベンションルームAP品川です。首都圏入試の合格者は全員アドバンスコースに選抜されるとのことです。

イメージ写真部活動も盛んで、バスケットボール部や放送部が高い実績を残しています。高校野球の岩手県大会では、同校の生徒がプラカーダーを務めています

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