受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

自慢のキャンパス

巣鴨中学校・高等学校

「高さ」「広さ」「緑」 考え抜いたバランス

メインビジュアル
創立者・遠藤隆吉先生の胸像の脇に立つヒマラヤスギ。左は大クス

都心にあって、 緑とスペースをどう確保するか

 東校舎以外のすべての校舎の改築が終わったのは2015年夏。都心にありながら緑の多かった旧キャンパスですが、全面リニューアルに伴って、かなりの木を切らざるを得ませんでした。それでも、「学園は本来、緑の中にあるべきもの」という校長の堀内不二夫先生の考えから、残せる木はできるだけ残すようにしました。たとえば、上の写真にも見える巨大なヒマラヤスギと大クス。特に大クスは、残すために、校舎のデザインを変えました。また、やむなく切った木も、学校の歴史を忘れないようにと、建物の扉や、講堂の天井などに使いました。
 校舎を何階建てにするのかも難問でした。高層にして棟を減らせば、その分、グラウンドを広くできます。しかし、高層にすると、上の階の生徒は面倒くさがって、外に出ようとしません。一方、低層にすれば、出やすくはなりますが、校舎が増えると、体を動かせるスペースは小さくなります。出ていくのが億劫ではない高さ、しかも、出ると、そこには体を動かしたくなる場所がある。設計に当たっては大いに議論しました。
 結果、教室と職員室は別棟になり、少し離れました。生徒の行き来は少し面倒ですが、「それならば」と、教員が交代で教室棟の各階に設けられたラーニングコモンズにとどまり、生徒の質問に答えるようにしました。このあたりが、巣鴨伝統の「家族的教育精神」でしょう。

下の写真はクリックすると大きくなります

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毎週月曜日、全校朝礼が行われるテニスコートは、昼休みになると、ボール遊びに興じる生徒でいっぱいになります

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2000人を収容できるギムナシオン(体育館)。卓球場などを備え、屋上にはテニスコートがあります

4ギムナシオンの2階バルコニーから見た人工芝のグラウンド。適度な弾力があり、さまざまな競技に対応します

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やむなく伐採した木は、講堂の天井や側面、建物の扉などに使われています

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教室棟の各フロアにあるラーニングコモンズ。旧校舎で使っていた机と椅子が並びます。写真奥が先生が待機するスペース

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中学では剣道、高校では柔道または剣道が必修となります

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理科実験室はもちろん書道室や、男子校では珍しい茶室などたくさんの特別教室があります

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高校から利用できるカフェテリア(食堂)。窓の外は空中庭園で、ここからスカイツリーや池袋の高層ビルを見ることができます

巣鴨中学校・高等学校

〒170-0012 東京都豊島区上池袋1-21-1
TEL:03-3918-5311

巣園祭(文化祭) 9月16日(土)・17日(日)

学校説明会 10月7日(土)、10月21日(土)、11月4日(土)
いずれも10時から。授業参観あり。予約不要、上履き持参

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