受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2018年度中学入試特集/中学受験ドキュメント

浅野中

校訓の「九転十起」を胸に
強い気持ちで3日の難関校に挑む

神奈川

決戦の場は高台のキャンパス

長い坂道の上のほうに並び、サピックス生を迎える先生たち。「落ち着いていこう!」  東京・神奈川の中学入試が3日目を迎えた2月3日朝。正門から校舎へと続く長い坂道に、各塾の先生たちが受験生を激励する列を作っています。ここは神奈川県屈指の男子進学校である浅野中学・高等学校。この日は7時前から、JRの新子安駅と京浜急行の京急新子安駅を経てやって来る受験生と保護者の方の姿が目立つようになります。

 正門までは両駅から徒歩8分ほど。キャンパスは「銅像山」と呼ばれる広大な自然林が広がる高台にあります。銅像山の頂上近くに立つのは、創立者である実業家・浅野總一郎翁の銅像です。今年も受験生を見守っています。

 この日の開門時刻は7時で、集合時刻は8時です。前々日、前日と他校の入試を経験して慣れてきた受験生が多いせいか、出足はそれほど早くなく、到着のピークは7時30分ごろからの15分ほど。構内では、続々と到着する受験生と保護者の方に、在校生が試験終了後の解散の手順書を配っています。

中学棟と高校棟が試験会場に

試験会場の入り口では、在校生が受験番号を確認。受験生が誤って違う会場に入るのを防ぎます  坂道を上った先に本館があります。保護者の方が付き添えるのはここまで。試験会場となるのは本館を挟んで左右にある中学棟と高校棟で、受験生は受験番号ごとに指定された校舎に入ります。構内には案内板が多数掲示されているほか、プラカードを掲げた中2生も案内・誘導を担当しています。同校では中2生全員で入試の手伝いを担当することが恒例になっているそうです。

1000席以上が用意され、保護者控室として開放された打越アリーナ。上履きに履き替えてから利用します 受験生を見送った保護者の方は、控室として用意されている「打越アリーナ」に向かいます。2014年に完成した打越アリーナは、メインアリーナのほか、プールや柔道場、剣道場、ボクシング場などを備えた大型体育館です。難関大学への合格実績の高さで知られる同校ですが、文武両道を重んじており、多彩な部活動が活発に行われています。

 同校の校訓は「九転十起」です。どんな困難にも立ち向かう強さを意味するこのことばは、まさに受験生が胸に刻んでおきたいもの。2020年には創立100周年を迎えるため、晴れて合格すれば記念すべき100周年を在校生の一人として祝うことができます。8時40分、そのための決戦がいよいよ始まります。

2018年度
中学入試特集目次
2018年度中学受験ドキュメント
緊急分析 2018年度首都圏中学入試の動向
緊急分析 2018年度関西圏中学入試の動向
速報 主要校の2018年度入試結果DATA一覧

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