受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2018年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校 栄光学園中学校

合格に向けて

H.Iさん お子さんの名前 Uくん

 息子は4年生の3月からサピックスに通いました。成績は、6年生の夏前までは上位のクラスに入れることもありましたが、夏以降は真ん中あたりのクラスから上がれなくなりました。その理由はのちほど書きますが、一時は志望校の見直しを考えました。しかし、気を取り直して、当初の志望校4校を受験し、第一志望校(開成中)は不合格でしたが、第二志望校の栄光学園中に合格しました。

〇受験のときに配慮したこと
・志望校選びは4年生から都内や神奈川県内で開かれる合同説明会に行き、中学校の先生から学校の様子を伺いました。受験校の学園祭は5年生から行きましたが、年1度ということもあるので、4年生から積極的に子どもを連れていったほうがよいと思います。選び方は、①先生の話や印象、②学園祭での子どもの感想、③立地 などです。また、合格時は手続きを翌日に行わなければならなくなる場合があるので、迷って機会を逃さないよう、志望校順はしっかりと決めました。
・息子は社会の成績があまりよくありませんでした。その原因は、本人が興味を持てず、1回は頭に入っても、しばらくすると忘れてしまうためでした。そこで、途中からはできなかった問題を、あるアプリに入れて、復習させました。このアプリは、間違えた問題やできた問題についても、復習するタイミングを計算して出題してくれるものです。入力が面倒に思われるかもしれませんが、iPhoneの音声入力は非常に認識率が高いので、このようなアプリを使うと早く入力できます。
・授業のプリントはそれなりの量であるため、1週間でやることをルーティン化するようにしました。取り組むプリントを息子と机の上に並べて、どれから手をつけるか並べ替えさせて、やることのリストを作るようにしました。漠然と取り組むよりは、どれくらいかかったか、あとどれくらいあるのか、目標を定めてできたと思います。
・計算ミスや問題の読み間違いがテストで目立ちました。そこで、間違えた問題について、①問題の読み間違い・写し間違い、②自分の字の読み間違い、③繰り上がりの間違い、④繰り下がりの間違い、⑤小数点の打ち間違い、⑥桁数の間違い、⑦計算記号の読み間違い、⑧割るときに分数をひっくり返さなかった、⑨の計算で、加減、乗除を間違う、⑩計算順序の間違い、⑪そのほかのどれかを項目でチェックさせました。なお、これらの項目は、『中学入試 計算名人免許皆伝』という本のもので、計算力をつけさせたい子どもには読ませたほうがよいと思います。

〇しまったと思うこと
・受験の1週間前に、息子が凍った雪の上で転び、左手を地面について骨折してしまいました。けがをしてから最初にサピックスに行ったときは、周りの子たちに微妙な緊張感が走り、校舎に入ると、たまたま先生がおられて、声にならないうめき声をもらされたと聞きました…。幸い、本人が落ち込むことはなかったのですが、1月の雪には要注意です。
・受験後に息子と話をしていて、個別指導を活用していた生徒のほうが多いことに、今さらながら気がつきました。息子は算数の解き方をを身につけるのにとても時間がかかっていましたが、6年生の算数は親が教えられるレベルではなく、個別指導を使うべきだったと後悔しました。
・6年生の8月、夏期講習が過ぎてから急に成績が下がりました。原因はわからず、先生に相談したり、一時は志望校を変えることまで考えたりましたが、あるとき息子を独りにして、家に戻ると机にiPadがあり、親の目を盗んでインターネットの動画サイトを見ていたことがわかりました。8月から親の仕事が忙しくなり、目を離していたことが原因でした。すぐにインターネットはブロックしましたが、成績はなかなか戻りませんでした。6年生は自習時間が長くなるため、息子を信頼しつつも目を離さないようにするべきだったと思います。

〇サピックスへの感謝
 最後に、サピックスの先生方への感謝です。室長先生や算数の先生には、成績が下がったときなどに何度もご相談し、勉強の仕方などについて的確なアドバイスを頂きました。また、子どもは理科好きでしたが、理科の先生のおかげで、科学への興味を大きく広げました。中学受験というドライな枠に収まらない多くのご支援を頂いたと、感謝しております。本当にありがとうございました。

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