受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2018年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校 栄光学園中学校

中学受験を経験して

S.Oさん お子さんの名前 Kくん

 4年生で入室し、今、この体験記を書きながら、いろいろなことを思い出しています。
 クラス落ちして、今後のことを話し合ったこと。夜遅くまで、自宅の最寄り駅でサピックスからの帰りを待っていたこと。確実と見られていた1日校が不合格だった夜、心を落ち着けようと受験体験記を読んでいた息子の背中。その翌日、栄光学園中の掲示板にあった受験番号を見つけて、ただただほっとしたこと(私には声を出して喜ぶ力はもう残っていませんでした。ただ下を向いて、しばらくじっとしていました)。
 実は、私はサピックスの先生方のことを誤解していました。塾は試験に合格させることだけが目的なので、冷酷に偏差値だけが判断材料となってくるのだろうと、私は思っていました。しかし、先生方は息子の性格までもよくご存じで、志望校決定についても、それを考慮してくださいました。「ぼくは3年間彼を見てきました。コツコツまじめにやる性格。そして、けっして弱音を吐かない。だから大丈夫。きっと偏差値も上がっていきますよ」という先生のことばにはどれだけ励まされたことでしょう(また、息子は「共学校には向かない」と指摘されたこともありました。女子にやりこめられていたところを見かけたのでしょうか。どうして、そんなことまでわかるのかと思いましたが、親の認識とも一致していましたので、笑ってしまいました)。
 先生方は現状の偏差値のみでなく、これまで取り組んできた姿勢までも含めて観察して、アドバイスしてくださり、息子の顔が自信なさそうに見えたときには、声をかけて励ましてくださいました。中学受験というのは、先生と子どもとの信頼関係なしにはたたかっていけないものなのだと、私はこのとき気づきました。受験当日の激励も、子どもと先生方との信頼関係があるからこそ心に響くのだと思います。
 私の経験からアドバイスできることは以下の3点です。

①サピックスの先生に必死になってついていけば大丈夫。特に9月からのSS特訓では、志望校の特徴に即した問題を繰り返し解くことで、だんだん慣れていきます。この訓練によって、息子も「栄光学園の問題が怖くなくなってきた」と申しておりました。

②合格安全圏校であっても、過去問対策は必要です。

 そして、

③何があっても、第一志望校は変えないこと。「絶対入学する」という強い気持ちを持つこと。


 今はやっと偏差値の呪縛から解かれてほっとしています。私もこの中学受験を通して、努力することの大切さをあらためて息子に教えられました。
 最後に、先生方からこれまでかけていただいたすべてのことばに対して、深くお礼申し上げます。
 数年後、息子がすてきな青年に成長しましたら、第29期サピックス卒業生として先生方にごあいさつに行かせるつもりです。話を聞いてやっていただければ幸いです。

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