受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2018年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

  • 男子校目次
  • 女子校目次
  • 共学校目次

進学校 芝中学校

志望校が決まらない!?

M.Tさん お子さんの名前 Rくん

 「自分が行きたい学校だけ受けたい。だめなら公立中へ行く」
 「じゃあ、どこへ行きたいの?」
 「……」
 夏休みが終わっても志望校が決まっていませんでした。成績は一貫して中の下といったところでしょうか。落ちもせず、上がりもせずで推移していました。志望校が決まれば成績も上がるのではと思い、せかしてはみたものの、未定のまま9月の文化祭シーズン。塾もあるなか、タイトなスケジュールで5校回りました。
 「ぼく、ここがいい」
 そう言って、挙げたのは芝中でした。4年生のときの学園祭では反応薄だったため、ノーチェックの学校でした。9月16日にやっと志望校が決まりました。SS特訓のコースも急いで変更していただき、そのなかでは平均的な成績からのスタートでした。
 マイペースな性格なので、最後の模試までに合格可能性が70%以上にならなかったら、第一志望校を変更するという条件を出しました。親としては志望校へ合格するために息子に奮起してほしい気持ちと、一方で冷静に適正な学校をリサーチしなくてはという思いがありました。そして、最後の合格力判定サピックスオープンの結果が出ました。2月1日の芝中(第1回)の合格可能性は50%。以前よりは上昇傾向でしたが、公約どおり、受験校変更が決定しました。サピックスの先生とも前から相談していたので、プラン変更も容易でした。2月1日は攻玉社中に。芝中へどうしても行きたいのなら、2月1日の攻玉社中合格を取って、2月4日に芝中(第2回)の挑戦権を得なさいと伝えました。冒頭にも書いたように、行きたい学校しか受けないという気持ちは尊重しました(1月校の佐久長聖中は慶應義塾大学が会場で、校舎に入ってみたいという安易な気持ちでの受験でした)。腹を決めてからは、成績も少しずつ上がってきて、授業での席順も上位者が座る最前列をキープできるようになってきました。
 2月1日の芝中の合格可能性が50%で、2月4日の芝中の偏差値はさらに6ポイントも上がるので、受ける前から記念受験の気持ちでした。
 2月1日、攻玉社中に無事合格。息子は「やった。これでまる2日間、芝中に集中できる」と言いました。
 そして、いよいよ2月4日の芝中。校門付近でサピックスの先生方を見つけ、「先生がたくさんいる! すごい! 握手してくる!」と大興奮でした。試験後は、「できた気がする」と、今まで見たことのない表情をしていました。
 結果は合格。手続きをしている間、ずっと頭が混乱していました。その後、サピックスへ合格を報告し、先生の声で初めて合格を実感できました。最後の最後まで成績は伸びるということを痛感いたしました。
 参考までに、取り組んだ内容はズバリ、サピックスのテキストのみ!です。現学年で手こずっていたら、すぐ前学年のテキストをやらせました。基礎ができていないと、6年生の複合問題は解けません。メンタル面での参考書はこの「体験記」でした。何回も読んで、参考にさせていただきました。あとは、もちろんサピックスの先生方です。サピックスが合格最短ルートだったと思います。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2018年度中学入試 受験体験記 男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ