受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2018年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校 早稲田中学校

発奮のタイミングは直前期

T.Wさん お子さんの名前 Rくん

 合気道、体操、水泳と運動の習い事をしていましたが、6年生になり、水泳のみに絞りました。週1回の全身有酸素運動はストレス発散になったようです。ただ、反抗期を迎え、反発も多くなったうえに、学校から帰宅すると眠気に勝てず、「基礎力トレーニング」や理科・社会の「コアプラス」ですら手つかずで、翌朝まで眠ってしまうこともたびたびありました。水泳の日はほとんど勉強せず、特に秋からは過去問がまったく進まず、絶望的な心境でした。
 唯一ほめるとすれば、運動を継続して体力や抵抗力がついたのか、病気には6年間無縁だったことでしょうか。うがい・手洗い・顔洗いの習慣が身につき、通う公立小学校にも、入試当日だけ特別休扱いとなっただけで、6年間無遅刻・無欠席で元気に通い続けられたことは、親としてうれしく感じています。
 一方、6年生の夏休みから12月末にかけての家庭学習は、悲惨としか言いようがない状況でした。つまずいた算数1教科のみをやる日、もともと苦手の国語をだけやる日など、4教科のバランスを欠き、「4日に1度しかその教科にふれない」という日々が続き、その結果、4教科すべてが穴だらけという事態になりました。当然、4クラスほど一気に落ち、上がることもなく、本人は「シールが多くもらえる」と別の喜びを見いだす始末…。
 11月の保護者個別面談で言われた、「第三どころか第四志望校もあぶない。とにかく最後のマンスリーテストで以前のクラスに戻り、第4回合格力判定サピックスオープンでも良い成績をとることが第一志望校合格の大前提」というおことばを本人に伝えると、それまでほとんどやっていなかったSS特訓の復習にも、少しは取り組むようになりました。
 それでも、9月解禁のはずの過去問は12月になっても手つかず。やったのは第一志望校の平成29年度の国語のみ。授業での間違いも山盛りで、その直しだけで日々が過ぎてしまいました。
 転機は1月。中学受験生の少ない息子の通う学校で、お友だちが第一志望校に合格したとたいへん喜んでいる姿を見て、「家庭学習をしない理由を、もはや学校の進度がゆるやかなせいにはできない」と思い知ったようで、このころ(すでに1月上旬…)から急に、第一志望校の過去問と向き合う姿が見られるようになりました。
 平日、学校から帰宅後2時間ほど昼寝をして、夕方6時半ごろから過去問3教科か4教科をやるということを、ようやく一日の学習計画に組み入れ始めていました。
 得点は毎回、合格者最低点に微妙に届かないか、最初の問題がわからず、そのまま連鎖で次々に間違えていってしまうという自爆状態でしたが、本人は「ここに載っている問題そのものは出ない。でも、形式がわかるからそのリズムを身につける」とめげませんでした。
 最終的に第一志望校にご縁を頂き、全勝ではなかったもののホッとしましたが、最後にサピックスの先生から頂いた「努力を続けないと、だめだよ」との叱咤激励のことばを忘れず、気を引き締めて勉学に励む姿を見守っていこうと思います。
 サピックスの先生方、受付や警備の皆さまへ。不出来な私どもも見捨てず、見守ってくださり、ありがとうございます。次年度以降のサピックス生の皆さまに暖かく、うれしい涙の春がやってきますように。

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