受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 麻布中学校

泣く苦しみ

Y.Nくん

 試験が近くなり、父から麻布中の受験番号を聞いたとき、「泣く苦しみ」と読めてしまうような番号だったため、縁起が悪いと感じ、試験を前に心配してしまいました。
 当日、麻布中の近くの有栖川宮記念公園の前で緊張しましたが、ぼくの所属校舎の先生は誰が来るのか、試験ではどんな問題が出るのかなどと考えて、緊張を打ち消す程度に楽しんでいました。
 9時ごろ、国語の試験が始まり、冊子を開くと、サピックスでやった覚えのある問題文で、落ち着くことができましたが、第一志望ということもあり、これまでの試験で初めて指のぎこちなさを感じました。算数は6番の問題が不安でしたが、一応理屈に合っているのでよいと、そのことについてはあまり考えないようにして、試験を終えました。最終的には、実力を出し切ることができたので、すがすがしい気分で家に帰ることができました。
 2月3日、合格発表の日、有栖川宮記念公園のベンチで2月2日に受けた桐朋中の結果をインターネットで見たところ、「残念ながら不合格です」と書いてありました。桐朋に落ちて麻布に受かるのは難しいような気がしたので、麻布の結果を見る前から落胆していました。しかし、掲示板を見るとぼくの番号があったので、驚き、信じられず、夢ではないかと不安になりましたが、事務室で合格証書と入学手続き書類をもらい、だいぶ安心しました。自分の受験番号がとても良い番号に感じられるようになりました。
 ぼくは麻布志望でしたが、記述がとても苦手でした。そのため、サピックスの模試の国語や社会の点数が伸び悩み、12月に受けた第4回合格力判定サピックスオープンでは偏差値が43.8まで落ち込みました。それでも麻布をあきらめる気にはまったくなれず、親やサピックスの先生もぼくの希望どおりにさせてくれました。国語は麻布の過去問や対策プリントを解き、社会は、麻布よりも取り組みやすいと思われる海城中の問題で勉強しました。麻布は、ぼくの苦手な国語から試験が始まるので、1月29日からの3日間、麻布の国語の過去問からぼくの好きな問題を三つ選び、一題につき50分程度で解きました。以前解いたことがあり、ぼくの好きな問題でもあったので、気持ちよくできて高得点が取れ、自信を持って勢いよく入試に臨めました。

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