受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 麻布中学校

2020 人生をかけた受験

J.Uくん

 第一志望校・麻布中の合格発表。「あー、やっぱり落ちたか」。自分の番号が見当たらなかったとき、ぼくはこう思いました。しかし、ぼくは気がつきました。さっき自分が見ていなかったところに、自分の番号があったことに…。
 ぼくは、いとこが麻布に進学したことで、文化祭に行き、麻布をめざすようになりました。サピックスオープンでは合格可能性80%を取っていたし、理科のBタイプの問題がすごく得意だったので、自信はありました。過去問(10年分)では9回受かって1回落ちるという状態でした。サピックスでがんばって(≒笑って)いましたが、なんと本番の1週間前にインフルエンザになってしまったのです。しかし、ぼくは千葉の1月校1校に落ちていたにもかかわらず、だいぶ回復してからも、ほとんど勉強しませんでした(併願校の過去問は少しやりました)。いつものように勉強を始めたのは本番の3日前でした。当日もハプニングが起きました。お弁当はSS特訓の友だちとグラウンドで食べたのですが、その後、なんとリュックの中に残しておいたお弁当(風邪を引いていたのでうどんでした)の麺つゆがもれ、教室の床や鞄、そして何より大事な理科資料を汚してしまったのです。汁物はやめておきましょう。
 さて、ぼくが麻布に合格できた理由は次の五つだと思います。①運が良かったこと。たとえば、超・得意科目(と思っていた)理科ではスラスラ解けて恐ろしく時間が余り、問題数を数えて配点を予想するほどでした。社会の記述もいつもより簡単でした。②1年生のころからサピックスに通い続けたこと。③算数の問題が気合と根性で解けたこと。ぼくは「答えを導こうとする姿勢がない」と算数の先生に言われていましたが、のほほんとしていて、最後のSS特訓くらいまで直りませんでした。でも本番では、1・2枚目はすべて埋められました。④いとこが麻布に進学したので、落ちたら、おじ・おばに馬鹿にされると(勝手に)思っていたこと。モチベーションになりました。⑤息抜きができたこと。『お父さんは心配性』『こいつら100%伝説』(岡田あーみん)などの漫画やテレビなどで息抜きをしました。また、『お嫁サンバ』(郷ひろみ)などの音楽も好きで、試験場ではこの曲と『HELP!』(ビートルズ)が頭のなかで流れていたほどです。最後に、これまで支えてくださったサピックスの先生方、一人で受験生のぼくを支えてくれた母、どうもありがとうございました。

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