受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 栄光学園中学校

第一志望校(へ)いこうとする気持ち

K.Tくん

 志望校の決定は意外にも悩まなかった。第一志望校は栄光学園中、第二志望校は開成中、第三志望校は浅野中に確定した。正直なところ、決めた当初は「第一志望の栄光はなんとか合格するだろう」と軽く見ていた。なぜなら、志望校を確定したときの暫定の合格可能性がどれも80%を超えていたからだ。だが、その志望校に対する見方がとても良くなかった。周りのみんなが勉強に励んでいて、少しずつ力を上げているのに、ぼくはつい「暫定の合格可能性が高いから」と調子に乗り、必死に勉強をやらなくなっていった。その結果はもちろん、努力した周りのみんなの成績は上がり、ぼくの成績は下がっていった。6年生になったら、上位コースで安定していたほうがいいのに、ぼくはコースが下がったりしていた。ぼくは「努力しないといけない」と思い、ようやく勉強に力を入れ始めたが、時すでに遅し。暫定の合格可能性は、最終的に栄光学園は50%、開成は20%になってしまった(浅野は何とか80%を保つことができたのだが)。「もう実力ではなく、テストとの相性にかけるしかないのか」と思っていた。が、ぼくはあることに気づいた。「精神力ではまだ決着がついていない」ということに。これに気づいたぼくは暫定の合格可能性にくじけず、「がんばれば、まだ合格可能性は少しでも上がるかもしれない」と考え、残りのわずかな時間を必死に勉強に費やした。そして、ぼくは受験した学校すべてに合格したのだ。
 志望校合格までの道のりで、ぼくが感じたことは、「志望校に行きたい」という強い鋼の意志を持ち、途中でどんなにひどい成績を取ってしまっても、最後まであきらめずにがんばれる精神力があれば、必ずではないが、受験でよい結果がもらえるだろうということだ。次に受験をする後輩にも、ぼくが言った二つのことを持ち合わせて、合格を勝ち取ってもらいたい。

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