受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 本郷中学校

あきらめないことの大切さ

S.Iくん

 ぼくは、入りたいと思う学校があり、合格するためにずっと努力してきました。兄が受験をしたのを見ていたので、受験のつらさは知っているつもりでした。
 勉強の量や時間の足りなさは想像よりも少し上回っていましたが、だいたい予想どおりだったので、少しも動揺することがなく、効率的に勉強をすることができました。
 受験前になると、両親や兄、SS特訓の先生たちなど周りの人から、「受験が長引いたら、最後は精神力の勝負だ」と何度も言われ続けました。でも、ぼくは「そんなことはわかっている」と、面倒くさいと思って聞いていました。それに、所属しているサッカーチームの監督にいつも厳しく叱咤され続けながらも、それに耐えてがんばってきたので、「メンタルは強いほうだ。自分は大丈夫だ」とずっと思っていました。
 しかし、第一志望校が不合格という知らせを聞いて、メンタルがズタズタになりました。第一志望校に落ちたときのショックは、想像をはるかに超えていたのです。そこにたたみかけるように、第二志望校も不合格。幸い、第二志望校はもう一度試験があったのですが、倍率を見ても、合格できる可能性は絶望的だと思いました。しかしそんなとき、さんざん言われてきた「最後は精神力勝負」ということばを思い出しました。ぼくは、なんとか気持ちを立て直し、「この学校が自分の第一志望だ」という気持ちで最後の試験に臨みました。この日感じたのは、受験生の目がみんな疲れていたということです。ぼくは「絶対に負けないぞ」と思いました。そしてぼくは合格できました。このときの喜びは一生忘れません。
 ぼくはこのとき、最後まであきらめないことの大切さを、身をもって学びました。たとえ第一志望校が不合格でも、まだチャンスはあります。それが第二・第三志望だったとしても、「ここが第一志望だ」と気持ちを切り替えてがんばってください。最後まであきらめないでください。

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