- Top
- 学校紹介/入試情報
- 2020年度中学入試 受験体験記
- 海城中学校 進学:男子校
最新中学入試情報
進学校 ▶ 海城中学校
「楽しむ」勉強
T.Nくん
6年生の夏期講習。それは、ぼくを精神的にも大きく成長させた。集中力が続かないぼくにとっては、毎回6時間の授業に耐えられるか、また、家に帰ってから復習が続けられるか不安だった。実際、つらいと思った人も多くいたと思うが、ぼくは楽しくて仕方なかった。帰ると忘れないうちに復習をし、翌日の午前中にもデイリーチェックのために復習した。そのスパイラルのおかげで、デイリーチェックでは毎回高得点。復習の大切さを身をもって感じた。
過去問が始まり、家庭学習に追われながら開幕した後期。疲れが押し寄せ、学習時間が減ってしまって急激に成績が落ちたこともあった。しかし、2度目の個別面談で先生から前向きなことばを頂き、再び成績が上向いた。
1月になり、算数に集中的に取り組んだ。算数は、後期中盤からコースを落としてしまうこともあり、少し不安だった。それでも問題を解き進めていくと、楽しく感じるようになっていき、SS特訓でも、上のほうの順位になることが増えてきた。
受かるという自信が湧き上がり、臨んだ2月1日、海城中の一般入試。終了後にも「できた、できた。受かった」という手応えしかなかった。
2日の城北中の入試も、手応えを感じた。海城中の結果を楽しみにしながら曲がり角を曲がると、母は顔をこちらに向けずにスマートフォンと向き合っていた。何度見ても「不合格」と映り、泣きたくなった。あの手応えは何だったのか。城北中は合格。
3日の海城中の対策について先生や親と考え、「すべて出し切ろう」と決意した。結果は不合格。城北中の入学予定者説明会に行った数日後、父の携帯に1件の電話があった。海城中から繰り上げ合格という通知を頂き、すべてが報われた気がした。ぼくが伝えたいのは、「楽しい」は「強い」ということ。後輩には「あきらめるな」と、先生方には「たいへんありがとうございました」と、今伝える。
2020年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
男子校 | 女子校 | 共学校 |
---|
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎