受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

奇跡の合格逆転劇

K.Mくん

 ぼくは開成中に受かりました。しかし、受かるまでの道のりはけっして平たんなものではありませんでした。
 第一に、ぼくは運動することが大好きですが、受験前の4か月間くらいは、学校以外ではまったく運動できませんでした。ゲームもできません。しかも、受かるかどうかもわからないなかで、とても不安でした。第二に、最初の1月校の受験では、実用英語技能検定2級を持っていたため、結果に50点加点されたはずなのに、それでも落ちました。アドバンテージがあるので受かるはず、と思っていたのに落ちたので、信じられないと思い、とても焦りました。気持ちはドン底まで落ち、「どこにも受からないんじゃないか」という不安が襲いました。開成を受けることをやめようかとも思いました。
 しかし、先生から励ましのことばをもらい、気持ちを切り替え、そこからは必死に勉強しました。そのときにやったことを紹介します。まず、「コアプラス」の理科と社会をすべてやりました。受験直前期には、むずかしいことをたくさんやるあまり、意外と基礎が抜けてしまいがちですが、「コアプラス」はその基礎を確認するのに最適です。そして、それまで受けてきたテストの復習や、過去問の解き方の復習もしました。直前期には一日中勉強するので、とても疲れます。そんなときには自分のモチベーションを保つために、受かったらやりたいことを想像するといいと思います。ぼくの場合は、6年生のとき、激励に来てくれた先輩たちにあこがれていたので、「自分も受かって、あの激励をやりたい!」と思ってがんばりました。
 そして、入試当日に今までの自分が培った力を出し切るため、とにかく持ち物の準備をしっかりしておくといいと思います。そのことによって、気分が落ち着くからです。入試当日には予想もしない不測の事態が起こるかもしれません。ぼくは栄東中の受験のときに、ふだんは鳴ったことのない腕時計が1時間ごとに鳴ってしまい、とても焦りました。そのような事態にならないよう、また起こっても、パニックにならないよう、前日にしっかり準備をしておくといいと思います。筆箱や受験票の位置なども確認しておきましょう。試験を受けて、最初の教科でやらかしてしまったと思っても、絶対にあきらめずに最後までやりきることで、合格はきっと向こうから近づいてきてくれます。がんばってください。

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