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進学校 ▶ 開成中学校
受験の七つ道具
Y.Mくん
兄がサピックスに通っていたこともあり、「ぼくも中学受験をしたい」と母に言い、3年生の夏休みに入室した。サピックスの第一印象、そして最後まで持っていた印象は、「楽しい、おもしろい」に尽きる。どんな質問をしても、先生はていねいに一つひとつ教えてくれた。疑問が解消でき、いつもすっきりした。
ここからは、ぼくがサピックス生活で感じたことだ。ぼくは最上位クラスにずっといたので、メンバーの半分以上はいつも同じで、強い仲間意識があった。同じ学校をめざすライバルであり、同志でもあった。最後のほうは、「このメンバーと一緒に授業を受けて、同じ学校に入りたい」という根性で食らいついていた。
ぼくは6年生になって国語がスランプに陥った。その後、先生から「SS特訓の単科講座を記述表現力講座から読解力講座に変更しよう」と持ちかけられ、そのひと言で火がついた。開成の2回目の学校別サピックスオープンでは国語で1桁の順位が取れたので、無事、記述表現力講座にとどまり、スランプを脱した。それ以降、国語は得点源になった。国語・理科・社会で点数を稼いでいた分、学校別サピックスオープンでは良い順位が続き、算数の点が取れていないことに気づいていなかった。成績も悪くなかったので、サピックスの灘ツアーに参加したところ、撃沈。それ以降(最後の10日間)は、算数のプリントを片っ端から復習していった。
灘に落ちる前、ぼくは、開成中、聖光学院中、筑波大附駒場中にしか出願していなかった。しかし、灘に落ちたことで、念のため浅野中にも出願した。2月2日の夜まで悩み続け、4年生のころからあこがれていた筑駒ではなく、確実に合格できる浅野を選んだ。ちなみに、ぼくは灘ツアーの行きの新幹線に合格切符の入った筆箱を忘れ、調子が崩れた。みんなは忘れ物に気をつけよう!!
最後に、「受験の七つ道具」を紹介したい。
①授業内で完結させること(わからない問題はその場で先生に聞いて解決)。
②きちんと復習すること(特に苦手科目)。
③過去問を解くこと。
④毎日のルーティン(「基礎力トレーニング」など)を守ること。
⑤十分な睡眠をとること。
⑥忘れ物をしないこと。
⑦最後までやり抜く根性を持つこと。
これらはすべて、受験で大切なものだ。
2020年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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