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進学校 ▶ 開成中学校
あきらめないということ
K.Sくん
2月3日の合格発表の日、自分の番号を見つけたとき、もちろん喜びはありましたが、驚きをいちばん感じました。
ぼくは4年生からサピックスに通い始めました。当初から成績は安定しており、文化祭で気に入ったこともあって、第一志望校は、開成中と決めていました。
通っていた校舎は、それほど大きくありませんでしたが、それでも最上位クラスを維持できたのは、デイリーチェックなどの対策をこつこつと続けていたからだと思います。自分の性格として、自主的に勉強をすることには向いておらず、何度も苦しんで泣いたときもありましたが、「あきらめず」続けたことが報われたのだと思います。
3年間で、大きなスランプはなかったのですが、6年生の夏に初めてクラス落ちを経験しました。大きなショックを受けましたが、ほかの人の学力が上がっていることをあらためて認識し、より努力をするようになりました。その後、過去問を解き始めましたが、点数が思うように取れず、本番の難しさを知りました。しかし、SS特訓なども含め、本番前にやった問題であまり得点できなくても、あきらめなければ、きっと報われます。
6年生の冬になって、本気のスイッチが入ったようで、クラスのなかでもトップレベルの成績を取れることが多くなりました。それでも、良いときと悪いときの差が大きく、本番に対する不安は残ったままでした。
そして、迎えた2月1日の開成中の試験はかなり難しく、試験後は不合格だと思って、絶望すらしていました。それでもあきらめず、その後の試験に向けて、最後まで勉強したのも大切なことだったのだと思います。
結果発表の日、あまり期待できぬまま会場に向かいました。先に発表を見てくれた祖父が合格を知らせてくれたそのときは、信じられず、実感することができなくて、自分で確認しても「本当かな?」というような気持ちでした。
これから受験する皆さんも、きっとつらいことがあると思いますが、けっして「あきらめず」に、努力を信じてがんばってください!
2020年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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