受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 甲陽学院中学校

なんでこの日に

K.Rくん

 「痛い。痛い、痛い、痛い、痛い」
 1月18日、甲陽学院中の入試の朝、ぼくの首に激痛が走りました。どうやら首をひどく寝違えてしまったようです。
 「なんでこの日に…。マズイ。落ちるかも」という二つの思いを抱えたぼくは心細くなり、泣き出してしまいました。冷静な母と、なだめたり怒鳴ったりする父の二人の声を聞きながら、ぼくは今までの受験勉強のことを振り返っていました。
 本格的な受験勉強が始まる4年生から、ぼくは順調に力がついてきたと感じていましたが、5年生のときに理科の成績が低迷したことがありました。そのとき、理科の先生に相談すると、「テキストの内容を自分なりにルーズリーフにまとめるとよい」とアドバイスをもらいました。それを実践すると、成績が上がりました。6年生の前半まで続けたまとめ学習は、母が単元別に整理してくれたので、試験前には苦手単元だけを見直すことができてよかったです。
 また、ぼくは6年生の間、算数で点が取れず苦しんでいましたが、先生方の授業や細かい過去問添削のおかげで、直前にようやく成績が良くなりました。
 そんな二つのことを思い、どんよりとした気分で着いた甲陽学院中の正門。そこには、ぼくが信頼している二人の先生が立っていて、次々と励ましてくれました。そのおかげで少し落ち着いたぼくは、あふれた涙をぬぐいつつ、講堂へと進んでいきました。
 ぼくが皆さんに言えるのは次の三つです。
 「塾の先生のことばを信じること」
 「SS特訓や過去問をしっかりすること」
 「こまめに質問すること」
 この三つを意識してがんばってください。
 最後になりますが、ぼくを支えてくれた先生方や家族、見守ってくれた警備員さんや受付の皆さん、本当にありがとうございました。

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