受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2020年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 早稲田中学校

9回裏逆転サヨナラホームラン

T.Mくん

 ぼくは最初から上位コースにいたわけではありません。サピックスに入室したのは4年生の夏で、初めはかなり下のほうのコースでした。そのころのぼくは、進度の速いサピックスの環境に、慣れていくのに精いっぱいでした。でも、だんだん環境に慣れていくうちに、少しずつ成績が上がっていきました。
 しかし、5年生のころのぼくは意志が弱く、コースが上がるとすぐに気が抜けて遊び過ぎてしまい、またコースが下がってしまうということを繰り返していました。6年生になると、授業時間が長くなり、土曜志望校別特訓も始まりますが、そのような状態のまま、6年生に突入してしまいました。
 周りの人たちに差をつけられてしまうのが怖くなったので、自主的に大好きなゲームを禁止し、勉強に集中するようにしました。すると、次第に成績が伸びていき、入試前には上位コースまでたどり着くことができました。8月後半から本格的に行われるようになった、志望校別のコースに分かれての授業でも、いちばん上のコースに行けたので、それを維持できるようにがんばりました。
 2020年1月、ついに入試が始まりました。ぼくは身につけた知識や思考力などを発揮し、栄東中に合格することができました。しかし、その後はそれまでに経験したことのない緊張感があり、5回も連続して不合格となってしまいました。特に悔しかったのが、テストで何回か合格可能性80%を取れていた、第一志望校の早稲田中に落ちてしまったことです。
 早稲田中は2月3日に2回目の試験があるので、その試験まではなんとか受けて、ぼくの2年半に及んだ受験勉強が終わりました。
 早稲田中の2回目の試験は自信がなかったけれど、最後くらいは自分で合格発表の掲示板を見たいと思い、翌日に母と発表を見に行くことにしました。道中はとても不安でしたが、早稲田駅に着いてから、走って先に掲示板を見に行くと、信じられないことに自分の番号がありました。
 皆さんも途中経過が悪かったとしても、自分を信じて、最後まであきらめずにがんばってください。応援しています。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2020年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ