受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 麻布中学校

サピックス・中学受験で印象に残ったことベスト3

A.Iさん お子さんの名前 Mくん

 息子は4年生の10月からサピックスに通い始め、2年半受験勉強に取り組みました。その間、親として印象に残ったことベスト3を書いてみたいと思います。

第3位「合格発表」
 第一志望校の麻布中の発表日。「お父さん、あった! あったよ!」。掲示板に自分の番号を見つけて、満面の笑みの息子が駆け寄ってくる。2人で大喜びしていると、サピックスのVバッジを見つけた「さぴあ」の方が「おめでとうございます」と優しく声をかけてくださり、私たちは息せき切って合格のうれしさを語り始める…というような、当初思い描いていた感動的な合格発表には、残念ながらなりませんでした。新型コロナウイルス感染症の影響で、麻布の発表も例年とは異なりウェブでも行われたため、息子と私はスマートフォンで確認。息子の「あ、あった」といういつもとあまり変わらない口調のことばで、第一志望校の麻布合格が決定。少し(かなり)拍子抜けしてしまいましたが、それでも何度も画面を確認している息子を見て、少しずつうれしさが込み上げてきました。

第2位「サピックスのお迎え」
 6年生になると、火曜日と木曜日の授業は午後9時までとなり、小学生にとってはかなり遅い時間となるため、毎回お迎えが必須でした。わが家では主に私がお迎え係となり、仕事の帰りにサピックスの前に並んで待つのが習慣となりました。午後9時過ぎにサピックスの教室の電気が消えるのを見て、「あ、終わったな。本当にこんな時間までよくがんばっているな」と感心したものです。ほかのお子さんたちの保護者の方もたくさんお迎えに来ていて、家族みんなで受験に向けてがんばる子どもたちを支えているという雰囲気が印象的でした。
 一つとても残念だったのは、お迎えに車で来て、路上駐車をする方がいたことです。周辺は道が狭く、これはかなり危険でした。お子さんのためにと思ってのことでしょうが、親ががんばっている子どもに水を差さないよう、しっかりルールは守りたいものだと思いました。

第1位「お金より価値のあるもの」
 サピックスの授業料は安くありません。それどころか講習なども含めると年間では私立中学の1年目の入学金と授業料を合わせた金額に匹敵するほど高いです。これだけ払う価値があるのか、この分を将来の教育に向けるべきではないかと自問自答しながら支払っていました。今でも「やはり授業料は高すぎるのではないか」という気持ちがあることは事実です。ただ、2年半息子がとても楽しんで通ったこと、そしてその結果として合格という成果が得られたことは、この投資が一定の効果をもたらしたことを示しています。これから受験に取り組まれる皆さまには、単に合格実績だけでこの塾を測るのではなく、授業内容、そしてクラス昇降など競争を取り入れた運営システムがお子さんに合っているか、さらにはそこで得られる成果(学力)が授業料に見合っているかということを考えていただき、時にサピックスにフィードバックを行うのがよいと思います。そのことが、お子さんの合格にも、そしてサピックス自体がよりよい塾となっていくことにもつながるのではないでしょうか。

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