受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 栄光学園中学校

父と子の中学受験

K.Tさん お子さんの名前 Yくん

 「駒場東邦を受けてみようか」。私の母校を目標に中学受験の学習を始めたのは4年生の4月。志望校は私のときをまねて仮に駒場東邦中、聖光学院中、浅野中としました。また、妻は受験に乗り気ではなかったため、父親の私主導で進めることにしました。
 当時は上海にいたため、はじめは日系の塾にお世話になりました。その塾の先生から「彼の性格ならサピックスが合うと思う」とアドバイスを頂き、帰任直前の5年生の9月、サピックスオープンを受けるために1泊2日で一時帰国。これがわが家のサピックスとの出合いでした。
 サピックスに入室し、クラスは真ん中あたりを上下。おまけに新型コロナウイルス感染症の流行で学校・サピックスとも休校となり、息子は自宅学習で苦労し、浮上のきっかけをつかめずにいました。
 そんななか、6年生の後期が始まった直後、一つの転機がありました。土曜志望校別特訓では2日校対策で聖光コースに参加したのですが、息子はすぐに「どうも違う」と言うのです。珍しく息子から発せられたSOSでした。私は先生とも相談し、息子の希望に合わせ栄光コースに変更しました。これが結果にも結びつくとは、そのときは思いもよりませんでしたが…。
 11月の保護者個別面談を通じて、逗子開成中の帰国生入試の結果次第でどうするかを決めることになりました。翌月の逗子開成の帰国生入試は、面接の中止など新型コロナの影響がありましたが、合格を頂き、偏差値プラス10の2月校チャレンジの扉を開くことができました。合格後は気のゆるみもありましたが、「あと一息、あと一歩」と励まし続け、最後の数日は算数の計算問題、国語の漢字の間違えやすいところを中心に見直し、「点を伸ばす」より「点を落とさない」ことに注力しました。
 2月校は、1日の第一志望校の駒場東邦は不合格でしたが、栄光学園、浅野からは合格を頂きました。1週間後には駒場東邦からも追加合格の連絡がありましたが、その合格順も「縁」と信じ、息子には栄光学園での学園生活を楽しんでほしいと願っています。
 息子の受験勉強を総括すると、学習面では月並みですが、結局は基本の反復が近道と実感しました。それから結果に一喜一憂し過ぎないこと。次に、志望校のイメージをどれだけ咀嚼して、思い入れを持って親子で共有できるかだと思いました。特に、各種イベントでの校長先生のお話は、その学校のイメージをつかむのにたいへん役立ちました。
 わが家は5年生の秋の入室であり、父親主導で横のつながりがなく、情報が限られていましたが、サピックスの先生方には的確なサポートを頂くことができました。いろいろとご面倒をおかけしたと思いますが、サピックスの先生方、スタッフの皆さまには心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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