受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 開成中学校

念ずれば花開く

K.Eさん お子さんの名前 Hくん

 サピックスの先生方、このたびは、息子を第一志望の開成中合格に導いていただき、本当にありがとうございました。
 今回、合格という、うれしい報告を聞けたのは、息子の努力もありますが、開成をめざすうえで、同じ目標を持ったライバルたちと一緒に勉強するという最高の環境に身を置けたことが大きかったのではないかと思っています。
 息子は、私の転勤で、5年生の9月から千葉に引っ越ししてきて、サピックスのお世話になりました。
 引っ越しをする前は、3科目入試の関西の中学を受験する予定で、社会がまったく手つかずになっていたこともあったのでしょうが、サピックスでは真ん中くらいのクラスからのスタートとなりました。それまでは、そこそこの成績だと思っていただけに、いかに、「井の中の蛙」であったかを思い知らされた気がしたのを覚えています。
 その後、上から2番目のクラスにまで上がるも、また元のクラスに逆戻りするなど、なかなか安定しない時期が続きました。
 そして、ようやく苦手な社会も基礎が固まってきたのか、6年生の9月に、初めて最上位クラスに上がることができました。
 私が、会社から帰宅すると、「いちばん上のクラスに上がった! 俺って天才じゃね?」と玄関先まで来てうれしそうに報告していたことを思い出します。ただ、その時点でも、模試の結果では、開成は夢のまた夢という評価で、先生からも個別面談で「今のままでは厳しい」と言われる状況でした。
 しかしながら、最上位クラスになってからは「○○くんはメダルもらった」とか、「○○くんは国語がすごい」などと、クラスの上位の子を意識した発言が多くなったように思います。
 そして、「開成に行きたい」と口に出して言うようになったのも、このころからだったように思います。
 どなたかが、「受験当日まで学力は伸びる」とおっしゃっていましたが、1月になってからは、息子も、わが子ながら相当な集中力で勉強に取り組んでいました。
 どうやら、サピックスでの最後の授業のとき、ライバルの友人たちと「開成で会おう!」と言って別れたようです。
 2月3日に、開成の合格がわかったとき、息子が狂喜乱舞したことは言うまでもありません。
 家庭学習の管理は、ほぼ妻任せで、私がしたことといえば、湯島天満宮をはじめ、いろいろな神様にお願いして回ったぐらいのことでしたが、息子の中学受験を通じて、あらためて坂村真民の「念ずれば、花開く」(何事も一生懸命に祈るように努力すれば、夢や目標がかなうという意味)ということばを実感できたのは、本人だけでなく、家族にとっても本当によかったと思います。
 ありがとうございました。

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