受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 開成中学校

新型コロナウイルス感染症影響下での合格
〜サピックス、そしてペースメイキング〜

H.Sさん お子さんの名前 Jくん

 最初のサピックス体験は、新4年生の春期講習。雰囲気に圧倒され、気後れもあり、入室はしませんでした。近所の塾に1年間通いましたが、不足を感じ、新5年生からお世話になりました。
 サピックスの4年生の内容が未習得で、算数の授業についていけず、つらいスタートでした。先生からアドバイスを頂きながら、必死に課題に取り組む日々。なかなか習慣にはできませんでしたが、受験が近づくにつれ、ほぼ毎日、「基礎力トレーニング」もこなせるようになっていきました。
 5年生の3月、そして6年生の最初の数か月は、新型コロナウイルス感染症の影響で学校に行けず、サピックスの対面授業もできなかった時期でした。長時間ゲームをしてしまうなどしてペースが崩れ、成績が低下しました。まだ自分で勉強する習慣が身についていない子には、オンライン授業だけでは難しいと感じた時期です。これ以降、ゲームやテレビは絶つことにしました(ただし、『ブラタモリ』は可)。やる気が出ず、成績が下がるなどの局面では「なぜ受験したいのか」を問い直し、目標を再確認しながら進みました。
 6月以降にはサピックスの対面授業も再開され、夏期講習を最後のチャンスと考えて取り組みました。課題の算数は、これまで以上に苦手単元を把握し、対策をしました。小学校通学と通塾で忙しい毎日でしたが、かえって生活のリズムがつくれたのか、徐々にペースを取り戻すことができたようです。そして、講習後のマンスリー実力テストの成績が良く、がんばりが数字で見えたので、本人のモチベーションは高まりました。
 その後のテストは毎回が真剣勝負でした。初戦の第1回合格力判定サピックスオープンでの失敗談。お昼をたくさん食べて、午後からサピックスオープンに臨みました。そして、最初の科目である算数の時間、激しい睡魔に襲われてミスを多発し、算数の偏差値が下落。これが教訓になり、睡眠や食事などの管理の重要性を再認識しました。第2回以降のサピックスオープンでは、そうした失敗はせず、志望校にもなんとか合格可能性のある判定を得て、算数も安定した成績になっていきました。受験直前期、サピックスでは毎日の演習で仲間(ライバル)たちの様子もわかり、それが刺激となり、良い緊張感のなかで準備を進められたようです。
 1月の千葉受験3連戦+1戦。本人の緊張が目に見えてわかりましたが、自分なりに集中を切らさないように必死な様子もわかりました。この怒濤の1週間を乗り切ったことは貴重な経験です。
 結果は全勝。本人は満足感でいっぱいです。親は感謝の気持ちでいっぱいです。でも、まだ2月1日が残っているのでは…。本人のモチベーションは明らかに下がっていましたが、最後まで通ったサピックスの授業で、先生から叱咤激励を頂き、とても響いたようです。がぜん、やる気を取り戻し、前日まで過去問を解き続けました。上り調子で受験日を迎えたので、もしかしたら、との思いもありましたが、ウェブサイトの掲示に番号を見つけたときは本当にうれしかったです。

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