受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 駒場東邦中学校

書き込みでびっしり埋まった算数の問題用紙

N.Sさん お子さんの名前 Kくん

 息子は家庭学習態度の点ではけっして模範的な生徒ではありませんでした。算数の「基礎力トレーニング」は、継続するのが困難なときもあり、SS特訓から帰宅しても、あまり机に向かっての学習をしない、というのが実情でした。では、なぜ合格することができたのか? 冷静に振り返り、いくつかの理由を挙げてみます。

①サピックスへは積極的に通い、一度も休みませんでした。長時間のハードなSS特訓にも、愚痴を一度も言わず通っていた姿を見ると、授業が本当におもしろかったのだと思います。サピックスの授業をよく吸収し、最大限に生かせたことが、合格の最大の理由です。「レベルの高い教材」を継続的に、「圧倒的な量」をこなし続けることで解法を身につけ、復習を重視するシステムは非常に効果があったと思います。

②秋以降のSS特訓の志望校対策プリントは、帰宅してすぐにファイルしました。当日のテスト結果、特に算数の内容については、どんな問題だったのか、とにかく親子で会話しました。こうして問題の内容を確認したことは、結果として、とても良い復習になったと思います。これを繰り返したことで、私自身も問題傾向をそれなりに把握することができ、息子と同じ視点で話ができました。試験問題の傾向や出題意図を把握する意識は、非常に高まったと思います。

③国語は得点源にしていました。とにかく問題をこなしながら、記述解答、選択肢問題の正答プロセスのレベルを上げることが重要と考えたので、毎週欠かさず過去問を先生に添削していただきました。この過去問添削だけは、文字どおり1回も休まず、14週連続して、すべて提出することにこだわりました。

④算数については、駒場東邦中の問題は、数の性質、場合の数など、地道に調べ上げ、手を動かし、その過程で考え、パターンを発見することが重視されるものが多いです。秋以降の学習は、とにかく問題用紙に徹底的に、考えられる組み合わせや数列をびっしり書き出し、答えを見つけようとする苦闘の様子がよくわかるものになっていました。息子の最大の成長点です。一緒に答え合わせをした際に問題用紙を見ると、びっしり書き出し、地道に調べ上げている痕跡を見て、何度も驚きました。数の性質や条件整理は、得意な分野になっていました。

⑤社会では、いくつかの模試を受けるなかで、頻度の高いテーマが浮き彫りになったので、そこに集中的に取り組みました。外交史(特に、江戸時代後期から明治時代までの不平等条約改正の動き)、また文化史や美術史関連の問題などについては、よく会話しました。「歴史資料」はよく使った参考書です。カラーでテーマ別に詳しく掲載されているので、時系列にとらわれず、テーマごとの勉強をするには、非常に役立ったと思います。

 サピックスの模試の結果に一喜一憂せず、最後まであきらめず、できることを親子で一緒に取り組みました。合格を勝ち取ることができた一因だと思います。
 最後になりましたが、応援やアドバイスを頂いた先生方に、心からお礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。

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