受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 サレジオ学院中学校

自主性を重視した取り組み

A.Sさん お子さんの名前 Yくん

 中学受験という息子にとっての真剣勝負に便乗して、親も貴重な経験をすることができました。必死に取り組む姿・成長する姿を見守りながら、送り迎え・お弁当の準備・漢字トレーニングのサポートなど、家族一体となってサポートできました。時には息子と意見の衝突もありましたが、自主性を大切にし、最後までやり切ることができました。息子には称賛と感謝の気持ちでいっぱいです。
■なぜ受験するのか考える
 サピックス入室のきっかけは、大好きなサッカーで大けがをしたことでした。半年間運動できなくなり、時間を持て余してしまうその“穴埋め”の一つでした。次第に学ぶこと・理解することの楽しさや、サピックスでの厳しい競争のなかでステップアップしていく達成感にすっかりはまってしまいました。
 ただ、このままでは合格することが目的になってしまう懸念があったため、中高一貫校で何を実現したいのか、そのためにはどのような学校に行きたいのかをノートに書き出し、説明してもらいました。内容はさておき、言語化により本来の目的を真剣に考える良いきっかけになりましたし、自主的に取り組む姿勢もワンランクアップしたように思います。
■文武両道の大切さ
 土日のサッカーと勉強の両立には苦労していましたが、めりはりのある生活につながり、文武両道を掲げる第一志望校への原動力になっていました。最終的に息子の決断でSS特訓が始まる9月からサッカークラブを休部しましたが、逆に中だるみしてしまった印象です。結果論ですが、秋の集大成の大会までやり切ってから休部しても遅くなかったと思います。本人は後悔していないとのことですが、親としては少し心残りがあります。
■平常心で本番試験に臨むため
 1月校の受験を通じて、合格・不合格のどちらの結果であってもメンタルに大きく影響することを実感しました。そこで息子と相談し、2月3日の第一志望校の受験が終わるまで、2月1日・2日の合否結果は親も息子も確認しないというルールを決めました。
 結果として、第一志望校は不合格でしたが、大きなミスもなく、ふだんどおり平常心でできたので後悔はない、自信のあった2月1日の不合格を知っていたら、まともに受験できなかったので良いルールだった、という息子のコメントを聞いて安心しました。
■最後に
 結果的に第一志望校のみ合格を勝ち取ることができませんでしたが、息子は受験まで充実した日々を過ごせました。本番試験で実力を発揮できた結果なので、納得感があったように思います。ベストを尽くしたなかで、目標達成できなかった現実も次につながる貴重な経験になると確信しています。サピックスの先生への最終報告の際に、中学入学までの期間にどのような勉強をすべきか伺い、その後も毎日勉強を続けている姿を誇らしく思っていますし、自主性を重視した成果が出たものと考えております。
 すべてはサピックスにお世話になったからこそ実現できたことです。本当にありがとうございました。

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