受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 聖光学院中学校

「こんなにうれしいことってあるんだね」

Y.Kさん お子さんの名前 Sくん

 「こんなにうれしいことってあるんだね」
 第一志望校の聖光学院中の合格を知った後、声を弾ませ発せられた息子のひと言。3年間、時には苦しみ、時には楽しく、真剣に努力を積み重ねてきたからこそ、湧き出たそのことばがすべてを物語っているように聞こえた。息子を誇らしく思うとともに、「本当によかった」と、心の底から感じる瞬間であった。
 それからしばらくして、「なんとかなったぁ」と安堵のこもった声がふとこぼれる。明るく落ち込む姿を見せない息子も、不安や緊張のなかで精いっぱいたたかっていたんだなと、そのことばを聞いて、熱いものが込み上げてきた。同時に、必死に勉強してきた息子の姿を思い返しながら感慨に浸った。
 この二つのことばは、私の胸に深く刻み込まれた。一生忘れることはないだろう。
 さて、ここからは受験を振り返り、良かった点について記す。
①サピックスのメソッド
 これに尽きる。志望校合格はサピックスのおかげといっても過言ではない。息子は、授業を毎回楽しみにしており、前向きに勉強ができた。また、家庭学習など、とにかくご指導のとおりにやり切るようにした。そのために、保護者会、復習の内容などをしっかり把握するよう努めた。やるべきことを毎日ホワイトボードに書き出すなどして、着実に勉強を進めた。最後までサピックスのメソッドを信じて取り組んだことが、何よりも良かった。
②日々の復習の徹底
 復習後、「理解した」と息子は言うが、うのみにはしなかった。時間を空けて、間違えた問題を一から解く。これを正解するまで繰り返す。当たり前のことを愚直に徹底した。
③4教科のバランスをキープ
 当初からバランスは良いほうだった。これを維持できるよう、日々の復習状況やマンスリーテストの結果などから、弱そうな点を見極め、各教科の勉強時間の配分を調整した。
④読書の習慣
 小さいころから、毎日、妻が本の読み聞かせを続けていたことが、息子の読書の習慣につながった。本を読まない日はない。読むスピードは速くなり、大きな武器となった。
⑤家庭学習
 集中力が続かなかったり、後回しにしたりすることもあったので、時間割を決め、勉強時間を明確にし、気持ちを切り替えさせた。
 最後に、サピックスの先生方、スタッフの皆さまにはたいへんお世話になりました。息子は先生方のことをとても信頼しておりました。また、ご相談した際には毎回、先生方が息子の状況を的確に把握されていることがひしひしと伝わってきました。親身になってご対応いただき、心より感謝申し上げます。そして、共にたたかった妻。日々の面倒、健康管理、情報収集、受験の段取りなど、多岐にわたってサポートしてきた妻。息子に対して、時には厳しく、時には優しく愛情を持って接し、この3年間をたたかってきた妻の貢献は計り知れない。お互いがんばったよね。息子へ。あらためておめでとう! よくがんばったね。犠牲にしたこともあると思うけれど、かけがえのない経験をしているはず。合格という結果と同じくらい、合格に至るまでのプロセスも大切。それらすべてを自信にして、これからの人生を歩んでいってほしい。

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