受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 桐朋中学校

中学受験を通しての息子の成長

S.Nさん お子さんの名前 Tくん

 入試も終わり、まずは、本当にお疲れさまと息子に声をかけました。
 第一志望の学校は、残念な結果でしたが、進学する桐朋中は、広大な敷地に豊かな自然とさまざまな専用施設を有し、特に、公式戦も行う専用野球場があるため、小学生から行っていた野球をそこで再開できることを喜んでおります。
 受験勉強においては、特に6年生時の1年間は、通常の年とは異なり新型コロナウイルス感染症によるパンデミックのなか、受験に向けての不安も重なり、そのような環境下で受験を終えたことに親として感慨深いものを感じました。サピックスには新4年生の2月に入室しました。当時は、少年野球チームの活動とサピックスでの勉強を両立させることから始まりました。土曜日と日曜日はほぼ両日、練習や試合などで野球に費やす時間が多かったため、授業の復習は、平日の授業のない日に行うことを強いられました。
 5年生になっても受験モードにはならず、親としては、はらはらしていました。
 6年生となり、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、学校の休校が続きました。サピックスの授業は動画が配信され、自宅学習の日々となりました。私もテレワークとなり、親子で向き会ってお互いに仕事と勉強をしていました。そのころの息子は、これまでの4年生、5年生のときとは、変わり始めてきました。休校のため、じっくりと時間をかけて勉強できる環境となり、特に、社会科は勉強の合間に歴史関連の本を読んでいました。緊急事態宣言が解除された後の時期には、得意分野になりました。歴史関連の本を読むことで、出来事の因果関係を把握でき、細部まで習得していました。歴史を体系的に理解したことから、地理や公民についても同様に理解し、自調自考で本来あるべき姿で学問を習得できたことにうれしくなりました。社会科以外も同様に成績を上げなくてはならず、そのために勉強のギアを上げるときだと息子も私も悟り、6年生の6月に少年野球チームを休部することを決心しました。
 夏期講習は、学校の授業と重なりました。学校から帰宅後すぐにサピックスに向かい、講習を受講して、帰宅後に復習するという、大人が見ても過酷な生活を強いられましたが、サピックスで競い合った友だちとの通塾時の会話が楽しいひとときだったようです。
 9月からは、日曜日のSS特訓が始まりました。毎回の成績によりクラス変動およびクラス内での席順も替わり、これも過酷なものだと感じました。幸いにも志望校別講座のコースでは、いちばん上のクラスで、クラス内の席順も2列目以内を常時キープできていたことから、第一志望校は大丈夫だと思っていましたが、そうはなりませんでした。中学受験は、必ずしも成績どおりには、結果が伴わないことを痛感しました。
 受験が終了し、サピックスでの6年生の1年間で息子は精神的にも成長し、勉強に向かう姿勢や考え方も変わりました。これからの中学生活に向けて文武両道で歩むことを決意しています。
 サピックスの先生、職員の方々に多々お世話になり、ありがとうございました。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2021年度中学入試 受験体験記 男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ