受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 早稲田中学校

親子で歩んだ3年半の受験生活

J.Tさん お子さんの名前 Rくん

 スマートフォンを見つめる息子の顔が笑顔に変わった。「受かった」。息子は歓喜の声を上げた。あこがれの早稲田中に合格したのだ。
 3年生の夏期講習前に入室テストを受け、サピックスでの受験勉強が始まりました。それまでは通信教育を受けていましたが、滞りがちなところもあったので、対面授業のほうがよいのではと考え、学習塾を勧めました。わが家は共働きで、放課後、子どもだけで過ごす時間も多かったため、夏休み中はそんな時間を少しでも減らしたいとの思いがありました。当初、入室テストのないほかの塾を検討していましたが、本人に聞いたところ「(駅前で見たことがある)サピックスがいい」との答え。サピックスとのご縁はこうして始まりました。
 入室した校舎は小規模でクラスは二つ。下のクラスからのスタートとなりました。授業はおもしろかったようで、毎回楽しみに通っていました。3・4年生の間の偏差値は45から50までの間を行ったり来たり。良いときで53くらいでした。この時期は学習習慣をつけさせることが大事だと考え、とにかく次の授業までに復習が終わるよう毎日の計画を立てていました。
 4・5年生の間は学校巡りをたくさんしました。早稲田中で、ある生徒が優しく接してくれ、親子共に良い印象を持ったことを覚えています。5年生になると偏差値は50を少し超えるようになりました。6年生5月にオンライン授業となり、6月に対面授業が再開されるまでの間は親子共に負担が大きく、不安な時期でした。それでも、じわじわと力がつき始め、偏差値は55前後になりました。このころ、校風や雰囲気を親子で気に入っていた早稲田中を第一志望校としました。その後、4回の合格力判定サピックスオープンでは、なかなか良い結果が出ず苦しい時期もありましたが、本人いわく「問題との相性が良い」とのことだったので、本人の希望を尊重し、第一志望校は変えませんでした。
 振り返ると、12月から1月のSS特訓、冬期講習や正月特訓のころ、本物の受験生になったと思います。土曜日の午前中は志望校の実際の試験時間に合わせて過去問を解き、午後から夜までは土曜志望校別特訓を受けていました。日曜日は早めに起きて、算数の復習テストの準備をしてから終日SS特訓です。成績順の席次にもこだわっていました。第一志望校に受かりたいという気持ちが日々の過ごし方にも表れるようになり、成長を感じて頼もしく思ったものです。
 直前期は「今の力をテストで出し切れたら、必ず受かるよ」と言い続けていました。受験を通じて、目標に向かってあきらめずに努力することの大切さと、多くの人が支えてくれたことを知ったと思います。息子にはそれらを忘れず、これからの人生を歩んでほしいと思います。受験は苦しいこともたくさんありましたが、子どもと本気で向き合える良い機会でした。皆さまも、大事に楽しんでください。
 最後になりますが、応援してくださったサピックスの先生方、校舎の方々、本当にありがとうございました。

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