受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 フェリス女学院中学校

娘のがんばりを信じて

M.Mさん お子さんの名前 Aさん

 娘が塾に通い始めたのは3年生の2月のことです。姉が中学受験のために最寄り駅近くの塾に通い始めたのがきっかけでした。同じ塾に通っていましたが、少人数制のため、周りの生徒からの刺激が少なく、自身の成績の立ち位置が把握しづらかったということもあり、「フェリス女学院中志望」を掲げ、サピックスともう一つの塾に話を聞きに行き、サピックスへの入室を本人が決めました。受験生の親としての自信がいま一つ持てなかった私は、「丸付けも塾にお任せを」というもう一つの塾に心が傾きましたが、ほんの一部でも娘と塾にかかわれたことで、合格の喜びを分かち合えたと思います。
 娘のふだんの学習は約50分の朝勉強から始まり、「基礎力トレーニング」「漢字の要」は絶対にやりました。ほかにも理科のデイリーステップ、社会の「コアプラス」などをやるようにしていました。塾のある日はその日に塾から返却された基礎力定着テストと、デイリーチェックの解き直しをし、塾のない日は前日の授業の復習などに取り組みました。娘は寝不足だった日や過度な運動をした日には頭痛になり、塾を休むことがあったので、睡眠時間の確保は一貫して最優先事項でした。
 6年生も折り返し地点を過ぎると忙しくなり、すべての学習がうまくこなせている状態でもなく、第3回・第4回合格力判定サピックスオープンでは直前期にもかかわらずスランプに陥りました。ここへきて私が反省したのは、保護者会の内容を書いたメモをあまり開かなかったことでした。保護者会は情報量が多く、指針も示されているので、ふだんから私が意識できていたら、もっと効率良く取り組めたかもしれません。
 スランプに陥った娘でしたが、スランプと思っていたのは親から見てのことあり、客観的な数値であって、本人はいたって大丈夫という面持ちでした。この強気な姿勢はSS特訓などでもがんばってきたという自負があったから、また、ふだん塾の先生にほめて伸ばしていただいたからだと思っています。常に塾とともに前を向いて進んでいる娘から、たまにたくさんの知識で肉づけされた物事の話を聞くと、たとえ娘が志望校に受からなくても、娘が身につけた教養は一生ものだなと思うこともありました。
 塾でもおとなしい娘でしたが、塾の先生方に相談したときは娘の様子をよく見てくださっていると感じました。途中で、志望校を東京の学校も含めて再考し、変更したときは、志望校別コースでの自分の立ち位置を変えられず、苦しかったこともあったようです。塾で元気のない様子であると聞いたとき、その志望校への登下校への不安や、受験する学校のうち、挑戦校の割合が高くなったことに対する不安が解消できていないことがわかったので、後半から志望校別コースも変えました。受験日が迫るなかでのコース変更や、成績の不安定さがあっても、娘の精神面は落ち着いていました。それも、娘のがんばりを見守り、いつも背中を押し続けてくださった先生方のおかげだと思っています。この場を借りてお礼申し上げます。

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