受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 麻布中学校

75日改革

T.Mくん

 ぼくはありがたく、中学受験を全勝で終えることができました。自分の成功体験を長々と語っても皆さんの役に立てないため、受験体験記という場を借りて、ぼくの失敗や反省点を書こうと思います。
 思えば、11月の中旬まで、まともな勉強をしてはいませんでした。「コアプラス」をそれまでほとんどやっていなかったり、「基礎力トレーニング」の答えを見ていたり…挙げればきりがありませんが、とにかくだらけていました。
 そんなときです。そのときまで、ぼくは上位クラスを維持してきました。しかし、クラスを大きく落とし、ブロックが変わってしまったのです。さすがに焦り、ぼくは勉強方法の見直しを図りました。
 まずは勉強時間の倍増です。倍増は言い過ぎですが、明らかに勉強時間は増加しました。学校帰りに寄り道をしたり、帰ってきて1時間もぐうたらしたりという生活をやめたのです。
 そして、何よりも大きかったと思っているのは、勉強内容の質の向上です。たとえば、ぼくは国語だけがとても得意で、1桁の順位を取ることもたびたびありました。その代償というべきか、算数はとても嫌いだったのです。「好きこそ物の上手なれ」と言うように、成績が良いはずもなく、平均点を下回ることもありました。そこで、算数対国語が5対5だった勉強の比率を、8対2に変えました。そうすると成績がみるみる…とはいきませんでしたが、先生にもほめられることが増えましたし、じわじわと力が伸びるのを感じました。
 そのほかにも、毎日「コアプラス」に取り組むようにしました。受験直前期には「コアプラス3周」の目標を立て、特に力を入れました。そのせいか、苦手だった知識事項の正答率は上がりました。
 ここからが、ぼくの最も伝えたいところです。
 ひととおりこの文を読めばわかるように、3か月もあれば成績は伸びます。ただし、「がんばれば」という話です。やみくもに猛勉強するよりも、ていねいに「嫌い」や「苦手」をつぶしていくほうが、ずっと頭に定着します。あきらめは禁物です。
 最後に、3年間を通じてぼくの勉強に向き合ってくれた母ら家族、常に真摯に指導してくださった先生方に感謝します。ありがとうございました。

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