受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 麻布中学校

己を知り、敵を知る。

K.Iくん

 4年生(新5年生)の2月にサピックスに入室したときは、真ん中より下のクラスからのスタートとなり、多少、危機感を抱いたのを覚えている。早くクラスを上げるために、最初はとにかく授業の復習に力を入れた。しばらくすると、力がついてきたのか、順調にクラスを上げることができ、5年生の終わりごろには上位クラスに定着するようになった。
 しかし、ここからはそう甘くなかった。新型コロナウイルス感染症の影響により、学校もサピックスも休みになったが、もともと自宅学習は得意でなかったこともあって、勉強が思うように進まず、偏差値も50近くまで下がってしまったのである。正直言って焦った。しかし、そこから必死にがんばって、もとの成績に戻すことができた。ここがいちばん苦しい時期だったと思う。
 その後は順調だった。具体的な受験校が決まってからは、各校の傾向に合わせた対策をした。各校の過去問も10年分をすべて解いて、復習も欠かさず行った。SS特訓の復習も並行して行った。12月後半から1月初めまでは、冬期講習・正月特訓でサピックスの授業が連日のように続くが、自宅学習の苦手なぼくには、かえっていいペースで、どんどん調子が上がっていった。
 灘中に合格したときには、みんな驚いていたようだが、自分は自信があった。合格した学校は、いずれも過去問との相性が良く、配点も自分向きだったと思う。実際、入学試験での手応えも十分あった。おそらく受験では、偏差値も重要だが、試験内容の自分との相性や配点もとても重要なのだろう。やはりたたかいで勝利するためには、己を知り、敵を知ることが肝要なのだと思う。
 最後に、直前期には勉強よりも体調管理に気を使ったことをつけ加えておく。勉強をがんばり過ぎて体調を崩したりしたら、元も子もないと思ったからだ。
 2年間努力してきたことが「合格」という形で実を結んで良かったと思う。支えてくださった先生方や両親には、感謝の気持ちでいっぱいである。本当にありがとうございました。

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