受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 栄光学園中学校

二度の不調を乗り越えて

O.Hくん

 ぼくは4年生になるころに母親の勧めで(半分強制的に)サピックスに入った。初めて入った塾は予想に反して楽しかった。そのころはまだ受験というものに現実味がなく、受験を意識し始めたのは5年生からだった。5年生のときに文化祭に行き、校舎がきれいで生徒も生き生きとして楽しそうだったため、栄光学園中の受験を決めた。
 しかし、その5年生のころから成績がどんどん下がっていった。60を超えることが多かった偏差値も、6年生の4月には50を切り、最も苦手な社会は、5~6月には40を切ってしまっていた。おそらく上位のクラスにいたため油断していたことと、自粛期間中1人で勉強するのが難しかったことが原因と思われる。さすがにこれにはショックを受け、猛勉強をして成績を上げたが、元のようには戻らなかった。
 さらに9月の1回目の学校別サピックスオープンでは、栄光の合格可能性は30%という悪い成績だったため、自粛期間中よりさらに大きなショックを受けた。ぼくは勉強時間を増やし、ゲームをやめ、栄光の対策をより徹底した。そのせいか成績は上がっていき、11月の2回目の学校別サピックスオープンでは、栄光の合格可能性が80%と良い成績だった。このころ、不思議なことが起きた。麻布の学校別サピックスオープンで、ずっと苦手だった社会で1位を取ったのだ。こんなことは後にも先にもこれ1回だった。結果を見て思わず家族で笑ってしまった。
 しかし、最後の合格力判定サピックスオープンでは思うように力が出ず、偏差値は60を切ってしまった。それでも落ち込まず、つらいときも栄光に行きたいという気持ちを原動力にして、直前までプラス思考でがんばった。前日は早く寝たからか、本番では力を出し切り、全勝という結果を出すことができた。
 受験で大事なことは、サピックスのテストで悪い結果が出ても、できるだけ落ち込まず(自分はあまりできなかったが)、自分の苦手にしっかりと向き合い、志望校の対策を徹底することだと思う。でも、個人差もあるので、自分に合った勉強法を見つけてほしい。
 最後に、支えてくれた先生方、一緒に授業を受けた友だち、一緒に勉強法を考えてくれた両親、ありがとう。そして、これから受験する受験生たち、がんばってください。応援しています。

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