受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 栄光学園中学校

栄光への道

T.Yくん

 ぼくは3日に受けた筑波大附駒場中から帰る電車の中で、第一志望校である栄光学園中の合格発表を待っていた。栄光学園の入試はかなり手応えがあったものの、合格発表を待つ時間はとても長く感じられた。
 栄光学園を第一志望校に決めたのは5年生のときだった。文化祭に行って、自由な校風や、ぼくの好きな自然のある裏山に魅力を感じた。発表の時間になり、携帯に表示された「合格おめでとうございます」の画面を見たときは、思わず小さな声で「よしっ!」と言ってしまった。
 ぼくは新4年生からサピックスに通い始めた。今思えばあっという間の3年間だった。特に最後の1年間はほかの学年のときよりも短かった。4年生中盤から5年生中盤までは上位コースを維持していたが、気のゆるみにより、5年生後半から6年生前半にかけて成績が少し下がってしまった。「このままの成績だと、栄光学園に落ちてしまう」と思い、夏以降は受験を意識して勉強をするようになった。すると、夏期講習後のマンスリー実力テストでは前よりも良い成績が取れた。
 秋から過去問をやり始めた。ぼくは過去問の成績が良く、第一志望校の栄光学園では10年分のうち9回、第二志望校の駒場東邦では10年分のうち10回、それぞれ合格最低点に達していた。そのため、2月1日の駒場東邦の入試では、まったくと言っていいほど緊張しなかった。そして、2日の栄光学園の入試のときも、いつもどおりの実力を発揮するつもりだったが、試験の直前に突然緊張し始めてしまった。試験が始まっても緊張がほぐれずに、いちばん初めの漢字の問題を10回くらい書き直してしまった。しかし、国語で「入試に出そうだから読んでおいたら?」と母に言われて読んだ本が運よく出題されて、そこから落ち着いて問題を解くことができた。算数で得意な問題が出たこともあり、無事に合格できた。
 最後にぼくが言いたいのは、受験では何が起こるかわからないということだ。これから受験する人にはいつも意識を高く持ち、油断しないで受験に挑んでほしい。
 ぼくを応援してくれた家族と、受験を支えてくれた先生方に感謝しています。本当にありがとうございました。

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