受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2021年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

焦る必要はない。ぼくでも受かったから

T.Gくん

 志望校別に分かれるSS特訓では、自分の立ち位置がわかります。前年度に、自分の校舎から自分の第一志望校に合格した人数を目安にして、そこまでの順位に入っていれば、焦らないでいられます。
 焦ると悪循環に陥ります。焦れば焦るほど注意力がなくなり、問題文の指示を読み落としたり、読み間違えたり、計算ミスをしたりします。そうして点数が下がれば、さらに焦ります。すると、また注意力がなくなり…泥沼です。もし、このような状態から抜け出せなくて困ったときには、とにかく休むこと! また、焦りに有効な対策として、ふだんからぼくが続けていたことは、次の三つです。

寝る前に、志望校に入ったら、何をするかを考える。

8時間以上、睡眠をとる。

勉強の合間に、好きなことをする(やり過ぎはだめだよ…)。

 焦りさえなければ、ミスは減らせます。ミスが減れば、自信につながります。自信がつけばつくほど焦らなくなり、良い循環に入るのです。
 自信をつけるうえでは、クラスの友だちと仲良くしておくことも大切です。仲の良い友だちからスキル(得意なこと)を吸収できて、相乗効果が生まれます。こうして解ける問題が増えていくと、自信がつきます。また、ライバルとして、互いに切磋琢磨できるのもメリットです。目標が生まれて上昇志向になり、向上心が育ちます。
 SS特訓前にある夏期講習は、天王山とよくいわれます。天下分け目の大切な山です。しかし、勘違いしてはいけません。天王山を過ぎても楽にはならず、逆に、どんどんと苦しくなります。京都・大阪の境界近くの天王山(夏期講習)を過ぎても、その先には飛彈山脈(過去問+模試の連続)、木曽山脈(冬期講習)、赤石山脈(正月特訓)が待ち受けています。これらの試練を通して身につけた自信で、富士山(受験)に臨み、ようやく東京(目的の中学校)へとたどり着くのです。それでも、誰もが中学校にたどり着きます。振り返ってみれば、受験はあっという間に終わっています。
 君たちは受かる。ぼくが受かったのだから。

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