受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 芝浦工業大学附属中学校

ミラクル

M.Nくん

 第一志望校は芝浦工大附中だった。理由は、かつては「鐡道中学」で、しかも理工系に力を入れており、ワンダーランドのような毎日が送れると思ったからだ。しかし、第4回合格力判定サピックスオープンでは合格の目安とされる偏差値に9も届かなかった。受験予定の学校は、開智中、開智未来中、芝浦工大柏中、芝浦工大附中、東京電機大学中だった。そして、お正月を祝う暇もなく、冬期講習・正月特訓があった。1月10日、ついに開智と開智未来の受験日になった。午前は開智。人生初の入試だったが、あまり緊張せずにリラックスして問題に取り組めた。一方、午後は同じ会場で開智未来。午前入試で疲れたのか、少し落ち着きがなかった。家に帰り、布団に寝転がり、合格発表の時間を待った。午後10時に結果を見た。すると、合格可能性20%の開智に合格していた。30分後に見た開智未来は合格可能性60%だったのに、不合格という「逆転現象」(勝手に命名)が起こった。
 時は過ぎ、気がつけば1月23日。芝浦工大柏の試験日だ。新柏駅まで行く約1時間も前回と同じく、あまり緊張せずに「言葉ナビ」を読んでいた。試験の問題はかなり手応えがあり、自信もあった。翌日午後3時。学校から帰ってすぐに合否を確認した。かなり自信があったのに、油断大敵で結果は不合格。しかし、このことで警戒心を強められた。1月27日。芝浦工大柏の第2回の試験。今度は本校ではなく、別会場での受験だった。慎重に問題を解き進め、油断しないように細心の注意を払った。結果は合格! 前回の教訓がきちんと生かされていたようだ。サピックスでの最後の授業が終わり、いよいよ1月31日になった。最後は、漢字、「言葉ナビ」、四字熟語、「基礎力トレーニング」などをやり、早めに寝た。
 2月1日の朝、早く起きてご飯を食べ、荷物の最終チェックをし、芝浦工大附中の試験会場に電車で向かった。集合時刻よりも1時間早く着き「理科資料」や「コアプラス」などを読んで待っていた。国語と算数はリスニング問題があり、注意深くやっていたが、そこまで緊張することはなかった。午後は東京電機大学中の試験があり、移動途中で体力維持のために少し睡眠をとった。2科目中1科目を選択することになっていたので、国語を選んだ。試験が終わり、家に帰った後、芝浦工大附中の合格発表の時間を待った。試験本番のときよりも緊張し、いてもたってもいられない状況になった。結果は…なんと合格! 偏差値が9も届かない学校に合格できたのだ! このとき、母と抱き合い、初めてうれし泣きをした。届きそうになかった学校に合格できた! ミラクルが起きたということだ。ちなみに東京電機大学中は不合格だった。

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