受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2021年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 渋谷教育学園渋谷中学校

あきらめの悪さは武器になる

S.Yさん

 合格発表直前、「ここで落ちたらどうしよう」。半泣きでそう思っていました。この後、受験番号を発見することも知らずに…。
 3年生までアメリカに住んでいた私は、帰国後4年生のときにサピックスに入室しました。しかし、入室してから5年生の前半までは、家での復習を真面目にしていませんでした。
 転機となったのは5年生の秋、渋谷渋谷中の文化祭を訪れたときでした。自由な校風、クラスごとのおもしろい出し物、優しい先輩方など、魅力がたくさんありました。そして、第一志望校を渋渋に決めたのです。ところが帰宅後、渋渋の偏差値と自分の模試での成績を見比べると、冷や汗が出ました。さすがに本気で勉強しなければと焦り、まず「基礎力トレーニング」とテキストの問題の復習にこつこつと取り組むようになりました。私は、ほかの教科と比べて算数が本当に苦手だったので、勉強時間の大部分を算数に費やしました。
 6年生からは、新たに「コアプラス」の見直しをしたり、間違えた問題に自分なりの解説をつけてまとめた「間違いノート」を作ったりしました。しかし成績は振るわず、レベルの高いクラスメートに圧倒されて、前半の時期は努力が結果にあまり結びつきませんでした。夏期講習では指定された「有名中学入試問題集」の問題を解き、入試の実感が少し湧いてきました。
 秋になるとSS特訓が始まり、渋渋の過去問も解き始めました。しかし、国語と社会は順調だったのに、算数は最初のほうは2割程度しか点数が取れませんでした。それでも、間違えた問題のなかで正解すべきものと捨ててもよいものを区別し、復習することで、渋渋の試験問題の傾向や時間配分のこつをつかみ、合格者平均点に近づくようになりました。全力で取り組んだ結果、サピックスオープンでは最後に合格可能性が80%になり、渋渋にも合格できました。
 私が中学受験を通して大切だと思ったのは、睡眠と、あきらめない気持ちを常に持つということです! しっかり体を休ませること、過去問の復習をきちんと行うこと、そして志望校に絶対行きたいという強い気持ちが合格につながったのだと思いました。
 最後に、私の受験を支えてくれた皆さま、どうもありがとうございました。

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