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最新中学入試情報
進学校 ▶ 麻布中学校
サピックスメソッドの真価
K.Uさん ●お子さんの名前 Yくん
「どうする? 一緒に見る?」
「いや、1人で見る」
併願校の発表は親も一緒に合格も不合格も受け止めてきましたが、第一志望校の麻布中だけは1人で見たいとのこと。
麻布の発表は合格者の受験番号一覧が表示される形式です。ホームページのリンクをクリックしてから数秒、「よし! あった!!」との歓声で、息子の中学受験は無事に終わりを迎えました。
「えー無理無理(笑)」
サピックスの前を通るたびに「通ってみたら」という親の声に対して、息子のリアクションはいつもこうでした。4年生までは算数中心の中規模塾に通っていましたが、5年生を前に大手塾を検討していました。結局、いくつか体験したなかで息子が選んだのはサピックス。通っているお子さんが楽しそうに授業を受けている様子を見て、それまでの厳しそう、宿題が多そうといった先入観はあっさりと捨てて、入室させていただくことになりました。
志望校を麻布に決めたのは6年生の5月ごろ。もともと自由闊達な校風や個性的な卒業生の方々の活躍に触れて漠然としたあこがれがありましたが、GS特訓で麻布の問題のおもしろさに触れて、勝手に?相性のよさを感じたことが決め手になりました。
9月からのSS特訓では麻布コースに入れたものの、マンスリーテストの偏差値や合格力判定サピックスオープンの判定は麻布合格には程遠い状態でした。それでも、保護者個別面談では信頼するSS特訓の先生に「麻布第一志望は変えずにいきましょう!」と励ましていただき、本当に心強く感じました。同時に、想定どおりにいかなかったときのことを考えて、本人の個性に合った併願校の提案をしていただきました。実際にこのときのアドバイスが、直前期の不安な時期の支えになりました。
秋以降はとにかくSS特訓の復習を最優先に取り組みました。同じコースの優秀な友だちに刺激され、息子も毎回のテストで少しずつ点数を上げて自信につなげていきました。SS特訓の麻布中の対策プリントなどの教材はもちろん、先生のオリジナル問題や関連する知識のお話も麻布対策として本当に役に立ちました。実際、本番で的中した問題もあったようで、息子は試験中に見て驚いたようです。
1月に入ると併願校の対策など、あれもこれもやらなくてはと不安が募りましたが、第一志望の麻布対策に悔いが残らないようにしようと覚悟を決め、先生方や昨年度の受験体験記のアドバイスに愚直に従い、過去問とSS特訓の復習を徹底しました。併願校では不合格も経験し、2月1日までの1週間は精神的にもつらく、短いようで長かったですが、やるべきことを決めていたおかげで、「やるべきことはすべてやり切ったね」と自信を持って本番を迎えることができました。
「サピックスには合格のためのメソッドがある」というのは本当です。わが家にとってそのメソッドの真価は、誰よりも麻布合格のための努力をしたという自信を持たせてくれたことにあると思っています。
サピックスなしでは息子の麻布合格は成し得ませんでした。本当にありがとうございました。
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