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最新中学入試情報
進学校 ▶ 海城中学校
わが子とサピックスを信じて
O.Yさん ●お子さんの名前 Tくん
わが子が中学受験を志し、海城中をめざしたのは、2歳上の姉の影響が大きく、地元中学にはない、幼稚園から続けてきた柔道を続けられる環境があることがきっかけでした。姉を見てきたこともあり、幼稚園のころから2人の机を並べたリビングで勉強する習慣はありましたが、経済面を考慮して、4年生以降も当面はサピックスの講習と他塾の通信教育を続けていました。しかし、4年生の夏をすぎ、姉の受験が佳境を迎えると、弟のほうには目が届かず、これではいけないと、翌年1月から正式に入室しました。
その後、5年生の夏ごろまでは、偏差値が50台後半でしたが、その後は50台前半を行ったり来たり、その原因の一つは、解けなかった問題を解けるようになるまで繰り返すということが能動的にできなかったこと、勉強に前向きに取り組めなかったことにありました。今思えば、4年生の間に工夫すべきだったと反省しています。
親として心がけていたことは、保護者会での先生の話をよく聞き、実践することでした。新型コロナウイルス禍で動画配信がされたことも好都合でした。また、朝勉強として、「基礎力トレーニング」、漢字と「言葉ナビ」「コアプラス」を習慣づけたことが基礎学力の定着に功を奏しました。朝起きられないことも気乗りしないこともありましたが、計画を変更してこつこつと続けました。さらに、夫婦共働きという状況下、1人でも課題に取り組めるようにホワイトボードにその日の課題を書き込むようにしました。課題の設定の仕方で口論もたびたびでしたが、意見を組み入れつつ、毎晩、計画を立て続けました。
毎日の学習で心がけたことは、授業内や課題、テストでの間違い問題やその類題の繰り返しです。テキストに答案の正否の履歴を書き込み、テスト前に振り返りやすくしました。12月以降は、海城中対策として、特に算数はSS特訓の志望校対策プリント、解法力講座のテキスト、平常授業の立体切断の間違い問題、理科は「知識の20題」「知識の50題」の間違い問題に取り組みました。また、得意な社会は、記述の配点が高く、これを得点源にすべく、5年10回分の過去問に取り組み、当初はうまく書けませんでしたが、先生方の採点で満点をいただくようになりました。国語は1月以降、毎日最低1題の文章読解に取り組みました。
そして、迎えた2月1日。自信はあったようですが、不合格。2月3日も絶望的と思いましたが、本人には、最後まであきらめず、合格しようと励まし、2月2日は算数での失点を減らそうと、冬期講習と正月特訓の志望校対策プリントの小問集合に取り組み、入試に臨みました。迎えた発表の日。職場で恐る恐る結果を開くと、目に桜色の文字が飛び込んできました。姉を含め、わが家の5年間の長かった中学受験が終わりを告げたときでした。
この合格は、本人の努力はもとより、サピックスの教材、いつも温かい目でわが子を見守ってくださったサピックスの先生方、受付の方々のおかげです。本当にありがとうございました。
2022年度中学入試 受験体験記 |
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